アブラムシ対策・駆除|牛乳・酢・アルミホイル・テープ。無農薬での対策まとめ

アブラムシは農業・家庭菜園をしているなら間違いなく、一度は悩まされたことだろう。

今回はそんなアブラムシの対策・駆除についてまとめてみました。

無農薬栽培をしている人にも対応した内容になっています。

アブラムシの発生原因

アブラムシの対策・駆除を見る前に発生原因を見ておきましょう。

もしかしたら、畑やプランターを見直す必要もあるかもしれません。

アブラムシの被害が多いの春・夏・晩夏です。5月~10月ごろまで発生する恐れがあります。

アブラムシの特徴としては繁殖力が高いが挙げられ、

「メスだけで産卵が可能で、10日ほどで卵からかえる」というすごさがあります。

そんなアブラムシが発生する原因はいくつかあります。

  • 日当たりが風通しが悪い
  • 肥料の使用頻度が多い
  • アブラムシの天敵が少ない
  • アブラムシの大好物、アブラナ科を育てている

この4つが大きな原因の気がします。

まずは、栽培環境の見直しが必要になってきますね

例えば、日当たり、風通しは野菜栽培では基礎的なところになります。

風通しが悪いとアブラムシの発生だけではなく、病気になる恐れもあります。

また、使用肥料の量が多いと土壌中にアブラムシの好物である窒素分が増えます。

この窒素分が多いとアブラムシはそこを目がけて飛んでくるという感じです。

特にアブラナ科をメインで育てている農家さんは本当にアブラムシに苦労していると思います。

何と言っても、アブラナ科はアブラムシの好物ですから

アブラナ科の野菜:キャベツ・ケール芽キャベツ・水菜・大根・コマツナ等

しかし、アブラナ科を育てるのをやめろ!というのは無理な話なので、これから紹介する対策と駆除方法が大切になってきます。

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アブラムシ対策・駆除の方法

アブラムシの対策として考えられるのは

  • アブラムシが飛んでくるのを防ぐ
  • もしアブラムシがいたらどうするか
  • それでも減らない場合…

と言った感じでまずはアブラムシを作物に寄せ付けない方法を考えるのが得策でしょう。

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やはり自然由来の物がいいよね。

アブラムシを寄せ付けない方法

アブラムシを寄せ付けない方法は「アブラムシの苦手なものを使う」のが一番だと思います。

アブラムシは習性上、キラキラしているものを嫌います

その為、「シルバーマルチを使用する」、「シルバーテープを使う」がアブラムシの飛来を効果的に対策することが出来ます。

銀テープで作物の周りを囲めばそれだけで効果があります。

代替品としてアルミホイルを使う

もしあなたがプランターで野菜を育てていて、

シルバーマルチやシルバーテープを使い辛い環境にいる場合は、アルミホイルを使うのがいいでしょう

茎の下にアルミホイルを敷くと簡単にアブラムシ対策が出来ます。

ただ、水が土に行くようにアルミホイルの面積を小さくするのがいいでしょう。

僕はアブラナ科をプランター栽培する際はアルミホイルを必ず敷くようにしています。

アルミホイルはマルチに比べて、切れやすく、株元に敷きやすいんですよね

これだけでかなり効果があります。試してみてください。

防虫ネットでアブラムシの侵入を防ぐ

防虫ネットや寒冷紗もアブラムシの侵入を防ぐ効果があります。

しかし、入り口をしっかりふさがないと、アブラムシ自体は小さいので侵入を許すことになります。

ただ寒冷紗をかぶせるだけではなく、輪ゴムなどで密閉すると効果があります。

(プランター栽培時)

天敵であるテントウムシを畑に呼び込む

テントウムシはアブラムシにとって天敵です

テントウムシはヒマワリやオクラの花が好きです。

この植物を近くで栽培することでてんとう虫を呼び込むことが出来ます

しかし、全てのてんとう虫が益虫じゃないことは知っていますか?

中には植物の葉を食べるてんとう虫もいるんですよね。

自然に近い環境を保つことが大切

アブラムシの対策として「なるべく自然に近い環境にすること」が実は大切です。

1種類のみ野菜を育てることでその野菜が好物な害虫が多くきます。

しかし、違い種類の野菜を育てることで、色々な虫がよってくるのです。

こうすることで捕食関係を畑で作ることが大切です。

なるべく多くの種類の野菜を育て、自然に近い環境を作ることが大切です。

またコンパニオンプランツを駆使して害虫を寄せ付けない方法得策です。

アブラムシが発生した時の対策

次はアブラムシが発生してしまった場合の対策・駆除方法です。

アブラムシは発生すると数が多いので、手で捕殺なんて到底できません。

しかし、見つけたらすぐ駆除するのが得策でもあります。

以下の方法を試してください。

牛乳スプレーを使う

アブラムシの対策で確実に紹介される牛乳スプレー。

牛乳をスプレー容器に入れてアブラムシめがけて噴射するだけ。

牛乳は出来るだけ濃い牛乳を使いましょう。

牛乳を噴射して乾燥したら、いつも通り水を与えれば窒息したアブラムシと一緒に流れ落ちます。

アブラムシ対策。無農薬なら牛乳と酢が最高に効くらしい!

牛乳を放置するとカビが発生するのでしっかり水で洗い流すようにしましょう。

木酢液を使う

木酢液は木炭などを燃やした煙を液体にしたもので、農薬ではありません。

木酢液の臭いをアブラムシが嫌うので、散布すると効果的です。

ただ即効性がないので注意が必要です。

牛乳と酢の合わせ技で撃退する

牛乳と酢の合わせ技でアブラムシを撃退する方法もお勧めです。

酢は無農薬栽培では病気対策として使われることが多く、アブラムシを撃退する牛乳と相性は抜群です。

アブラムシがここまで嫌われる理由はアブラムシを介して病気になることがある為です。

病気対策も一緒に出来る牛乳と酢のコンビネーションはオススメです。

過去記事のほうでこちらを紹介しています。

黄色の物を設置する

アブラムシは黄色を好む習性があります

アブラムシを見つけたら、彼らをおびき寄せるために黄色の物を設置しましょう。

アブラムシがよってきたら、そこで駆除するようにするといいでしょう。

黄色のバケツに水をはって、アブラムシをおびき寄せるのオススメです。

といっても…かなり捕れていますね

以上がアブラムシを発見した時の対処法

中には石鹸を使う方法などを紹介しているサイトもありますが、

出来れば、食べ物ですしそういうものは使いたくないですよね…

ということで紹介を省きました。

アブラムシに効く農薬

アブラムシの対策はすぐ潰すのが一番です。

発見したらすぐ行動が鉄則ですが、上で紹介した方法で解決されない場合もあります。

その場合は被害が拡大する前に農薬を使うことも視野に入れてみてください。

オススメは有機農産物栽培(有機JAS)にも使えるヤシ油を使用してるアーリーセーフです。

粘着くんというのもありますが、こちらは有機JAS認定の物ではありません。

注意が必要です。

その他にはベニカマイルドも有機JAS認定を受けているのでオススメです。

まとめ

今回はアブラムシの対策・駆除方法を紹介してきました。

ここで紹介したのが全てではないですが、効果が大きい物を紹介したつもりです。

幾つか方法を試してみて、あなたの畑に効果的な対策方法を探してみてください。

また、これらの対策はキスジノミハムシにも有効です。

キスジノミハムシもメジャーな害虫です