ほうれん草が大きくなりません。
ほうれん草栽培で気を付けるポイントは石灰と肥料です。
特に石灰が不足がすると、ほうれん草は大きくならないので、栽培前に石灰を多めにまくようにしましょう。
何故ほうれん草は石灰をまくのか?
プランター栽培の場合、うまくいけば石灰をまかなくても大きく育つことがあります。
しかし、基本は石灰をまくようにしましょう。その方がほうれん草は大きく育ちます。
では、何故ほうれん草栽培では石灰をまく必要があるのでしょうか?
ほうれん草は酸性の土壌を嫌う
ほうれん草は酸性土壌を大変嫌う野菜です。
嫌うというか、酸性に弱いのがほうれん草です。
ほうれん草が育ちやすい土壌酸度は6.3~7と言われていて、
元々日本の土壌は酸性が強いですし、何より栽培を続けていくと土壌は酸性に傾いていきます。
この酸度を中和しアルカリ性に傾ける為、石灰を使います。
石灰には種類がありますが、もしあなたがほうれん草をこれから植える場合は苦土石灰をまいておきましょう。
植え付ける2週間前に苦土石灰をまき、よく土と混ぜ合わせておきます。
既に栽培中の方(この記事にきているということは栽培中だと思うが)は有機石灰を土の上にまきましょう。
恐らくほとんどの人が市販の培養土を使っているので、有機石灰を2つまみ位してまんべんなく土壌にまけば問題ないでしょう。
※多少量は多くなっても問題ありません。
大きくする対策方法
まずは有機石灰を購入してください。
有機石灰は中和能力が弱いので栽培途中からでもまける石灰です。
大変ほうれん草栽培では重宝します。
土壌は酸性からアルカリ性にするのは簡単ですが、アルカリ性から酸性にするのは難しいです。
その為まきすぎには注意が必要です。
目安としては(栽培規模にもよるが)、プランター栽培(プランターが横50cm位)なら石灰を手で2つまみ~3つまみ位の量をまいてみましょう。
土の上にまんべんなくまくイメージです。
肥料も与える
肥料きれでほうれん草が大きくならない原因も考えられます。
しかし、肥料をあたえると、土壌は酸性に傾きます。
その為、肥料を与える際はもう一つまみ位余計に石灰をまきましょう。
とにかくほうれん草栽培は石灰が重要
とにかく石灰が重要です(大切なので何回も書く)
有機石灰は効力がジワリジワリと効いてくるので、まずは石灰は掌ですくい、その量を2回、3回位まんべんにまいてみてください。
量が難しいとは思いますが、片手の掌にのるくらいの量をまけばOKです。
まとめ
今回はほうれん草が大きくならない原因を書いてきました。
大きくならない原因は間違いなく、石灰か肥料で、ほとんど石灰の可能性が高いです。
石灰をまく量が難しいとは思いますが、まずは与えすぎない程度。そして掌2杯分くらいを目途に与えてみてください。