ネコブセンチュウにお困りの人は多いはず。
前回、ネコブセンチュウの対抗植物としてはマリーゴールドがお勧めだと記事を書きました。
その中でマリーゴールドは値が張っている箇所しか効果がないので、マリーゴールドを畑ごと耕すというのも一つの手と紹介しました。
それでも、センチュウ類に困っている人もいると思うので、今回は他の対策方法を紹介します。
正直センチュウ類対策はかなり難しいんですけどね…。
センチュウ類のオススメ対策
線虫対策となるといくつか対策方法があります。
- マルチを使った土壌温度上昇
- 土壌消毒
- 対抗植物
- 農薬
今回はマルチ、土壌消毒、農薬について書いていきます。
マルチを使い線虫密度低減を狙う
マルチを使うのは線虫対策としては効果的という報告があります。
効果はあるそうですが、センチュウの密度を減らすだけなので、抜本的な解決にはなりません。
駆除目的ではなく、あくまでも低減を狙う方法になります。
土壌消毒をする
線虫類に対しては土壌消毒をすればいい!という意見をよく聞きます。
しかし、正直土壌消毒をしてもセンチュウ類は減りません。
というのもセンチュウ類は土壌内を上下、左右に移動します。
土壌消毒をしても、もっと深いところに逃げ込むだけなのです。
それでも深く掘って消毒すれば効果的かもしれませんが、効果は薄そうです。
農薬を使う
これは賛否両論あるので、紹介だけにしておきます。
農薬を使う、使わないは置いておいて…。
私の知り合いの農家さんではネマトリンエースを使っている人が多かったです。
しかし、ネマトリンエースでも効かないって人もいます。
そういう方は燻蒸剤を使うといいかもしれません。
使用は面倒くさいですがね…。
結局対策は難しい?
ここまで見てきて、センチュウ類の対策はかなり難しいのでは?
と思うこと人が多いと思います。
そうなんです。センチュウ類の対策は難しいんです。
しかし、センチュウが増えるのは土壌の中の微生物のバランスが崩れていることが原因という話を多く聞きます。
そういう場合はぼかし肥料を入れて土壌微生物を増やす方法を如何でしょうか。
少し時間が掛かるので、対策としてオススメなのは
- マリーゴールドなどの対抗植物を均等に植える。
- 農薬
- ぼかし肥料
って感じですかね。
線虫対策にお勧めのマリーゴールド