みなさんこんにちは!きんた(@farmkinta)です
家庭菜園で人気の「ししとう」ですが、食べた中にすごーく辛かった「ししとう」ってありますよね?
辛いシシトウに当たると本当にショックなんですよね。
あれってなぜ辛くなるか知っていますか?
家庭菜園で絶対辛いシシトウを出さない方法
そもそも、どうしてシシトウって辛くなるんですかね?
シシトウが栽培中に辛くなる原因は色々あります。
1点目:栽培中の水切れでシシトウが辛くなる
シシトウは生育中に水切れを起こすと辛くなります。
家庭菜園で辛いシシトウを収穫した場合、7割くらいは水不足による原因です。
家庭菜園でシシトウを栽培中の人は1日2~3回水をやり水切れを起こさないよう気を付けましょう。
水のやり方ですが、回数を増やすより1回に上げる水の量を多くしましょう。
人間と同じで、暑い中喉が渇いた状態で居るとイライラしてくるように、シシトウも同じ様にストレスを感じると イライラして辛み成分を生成するとのこと。
このストレスを与えないで栽培するというのが難しく、収穫した中には水がしっかり行きわたらず、辛くなるやつもいるんですよね。
ただ、株自体に水が行き渡らないのはNGなので水やりはしっかりやりましょう!
2点目:肥料切れによるストレス
1点目と同じストレス。
水切れでストレスと感じると同じ様に、肥料切れによるストレスで辛み成分を生成するとのこと。
これは水切れと同じでストレスによって辛み成分を作る性質がシシトウにはあるからです。
家庭菜園では1週間に一度5g程度の肥料をシシトウの幹から少し離した場所にあげましょう。
私は有機肥料で栽培しているのでカビが発生することがありました。
気になる方はカビ対策もしっかりしましょう。
参考記事:【野菜・花】プランター栽培時にカビを発見!対策方法など色々調べてみた
家庭菜園の本では2週間に1度肥料をあげると書かれている物が多いですが、経験上1週間経ったらしっかり肥料をあげた方が辛くない、美味しいシシトウが出来るような気がします。
と言っても使う肥料によってあげる頻度はまちまちです。
私は有機肥料だったので効果がジワジワ効いてきました。
通常の液体肥料などでは即効性があるので、与えすぎにはご注意下さい。
しかしここで注意点があって、
肥料をあげ過ぎると茎が根腐れを起こす場合があります。
人間で言うと食べ過ぎです。
上記の点を踏まえ肥料をあげるようにしましょう。
3点目:シシトウの収穫タイミング
シシトウは収穫タイミングを逃すと辛いシシトウになる可能性が高いです。
と言うのも、シシトウは生育すると皮が固くなっていく植物の為です。
家庭菜園の本では4~5cmになったら収穫タイミングと書かれています。
この4~5cmと言うのが曲者なのです。
スーパーで売られているシシトウは割と小ぶりの物が多いのですが、正直小ぶりのシシトウでも味は美味しいです。
家庭菜園をしていると、もう少し大きくなってから収穫しよう!
っと思うことが多々あります。
この考えが辛いシシトウを作る原因になるのです。
そもそもシシトウはトウガラシを品種改良して作られた品種です。
長く栽培すると、トウガラシに近づいてしまうんですよね。
「少し小さいかな」っと思える位で収穫をするように心掛けることが大切です。
上の写真では2本のシシトウが並んでいますが、下の物は「少し大きいかな」と思える大きさです。 これよりもう少し早く収穫出来るよう心掛けましょう。
上に挙げた3点のポイントをしっかり抑えて、美味しいシシトウを栽培出来るよう応援しています!