パプリカ栽培方法まとめ|気を付けるポイント、病気対策も紹介

美味しそうな黄色パプリカの収穫に成功しました!

本当にここまでくるのに苦労しました…(´;ω;`)

色々な作物を栽培しましたが、ここまで苦労した野菜は初めてでした。もちろん僕の栽培の仕方がへたくそというのもありますが…。

僕のようにパプリカ栽培で苦労してほしくないので、失敗談を踏まえてパプリカ栽培について記事を書いていきます。

先にポイントだけ紹介すると…

  • 土作りがとにかく大切。苦土石灰をしっかりまこう。
  • 肥料の与えすぎには注意(窒素が少ない肥料を使う)
  • 水やりも注意

この3点を気を付けましょう。

この3つのポイントも記事の中で紹介していきますが、先にパプリカ栽培の基本情報をみていきましょう。

パプリカ栽培の時期

パプリカの栽培時期は品種によっても違いますが、

  • 植え付け:4月~6月
  • 収穫:7月~8月

で栽培が可能です。

パプリカはピーマンに比べ、収穫までに少し時間がかかります。

ピーマンが開花後15日~20日前後で収穫できるのに対し、パプリカは開花後、約60日間で収穫が可能になります。

約3倍もの時間が必要になるんですよね。

参考:パプリカの高い理由が分かった|パプリカ栽培は難しく栽培期間が長い

そのためパプリカに値段は高く、病気やトラブルになる確率も上がります。

栽培期間が長いので、うえで紹介した3つのポイントが大切になってきます。

スポンサーリンク

パプリカの栽培方法

パプリカ栽培は苗を購入して栽培するのがお勧めです。

シーズンになればホームセンターで手に入ります。僕が購入したのはコメリで1株200円ちょっとでした(結構高い)

種から育てる場合はポットに2・3粒まき、本葉2枚ごろまで育て、その後定植します。

プランター栽培でも出来るので、ベランダ菜園にも向いていますよ!

プランター栽培の場合は10号以上の鉢または大型プランターを使うようにしましょう。

1株でしたら、間口30cm以上のプランターを。

2株以上植える場合は60cmほどのプランターを使えばOKです。

スポンサーリンク

土作り

冒頭でも紹介しましたが、パプリカ栽培では土作りが重要です

パプリカ栽培で一番なりやすい病気は尻腐れ病で、この病気は土壌のカルシウム不足または水不足/水のあげすぎ/窒素過多で起こる病気です。

下の画像のように、パプリカのお尻が腐ってしまう恐ろしい病気です。

この尻腐れ病が発生しないように、苗の植え付け前に苦土石灰をまきます。

苦土石灰にはカルシウムが多く含まれ、土壌を酸性からアルカリ性に中和します。

※日本の土壌は酸性に傾いていて、酸性だと作物がよく育ちません。酸性からアルカリ性に中和するのが石灰です。また栽培をしていくと肥料の影響などで、土壌が酸性に傾きます。

尻腐れ病は株がカルシウム不足を起こすことで、実の細胞壁が壊れて起こる病気です。

苗の植え付け前に必ず苦土石灰をまきましょう。

正直、僕は苦土石灰をまかず、プランターのパプリカ2株とも、尻腐れ病の被害にあいました。

これが、冒頭で説明した、大失敗です。

「大切に育てたパプリカのお尻が腐っていく…」

「こんな悲しい思いを家庭菜園をしている人にしてほしくない…」

そういう思いで苦土石灰をまかなかっと失敗談を書いています。結構恥ずかしいんですけどね(笑

恥ずかしい思いより、本当にショックだったんですよね…。

なので、この記事を読んでいるすべてのパプリカ栽培に関わる人は、

苗の植え付け2週間前には苦土石灰をまき、よく土に混ぜてください

苦土石灰の量は栽培する土の量にもよりますが、少し多めにまけばOKです。

僕は30g~50gほど入れて混ぜ合わせました。(2回目。別のプランター)

これより多い量でも問題ありません。

※そんなに簡単に土壌はアルカリ性に傾かない

苗の植え付け

苗は浅く植え付け、根元を高くするようにしましょう。

こうすることで水はけがよくなります。パプリカは水はけの良い土壌を好みます。

また、株元を高くるので安定するように土寄せをしましょう。

支柱を立てビニタイなどでゆるく結ぶ

苗が成長をしていくと、倒れやすくなります。

支柱を立てて、ビニタイや紐で軽く結びましょう。

軽く結ぶ理由は、幹が成長しても傷がつかないようにするためです。

100均でも支柱やビニタイは購入できます。僕は100均のプランターや支柱、ビニタイを使うことが多いんですが、結構オススメですよ。

参考:100均家庭菜園向き道具。種、ビニタイ、底鉢ネット、じょうろ等紹介!

実がなり始めたら追肥

パプリカの実がなり始めたら、追肥をしましょう。

2週間に1度くらいの頻度で大丈夫です。

ここで2つ目の栽培ポイントである

「肥料の与えすぎに注意(窒素が少ない肥料を使う)」の説明です。

パプリカ栽培で窒素が少ない肥料を使う理由は、

土壌が窒素過多になると、先ほど紹介した尻腐れ病になる可能があるためです

「肥料をあげないで栽培するのは?」と思う人もいるかもしれません。

栽培期間が長いパプリカは株が疲れやすくなります。そのため、肥料を与え、株の成長を助ける必要があります。

しかし、窒素が少ない肥料なんて言われても、分からないですよね?

そこで、窒素が少ない・入っていない肥料は別記事にお勧め5選をまとめてみました。

参考:窒素が少ない肥料・含まない肥料|お勧め5選

この記事は、

「パプリカ栽培で普通の肥料を使い、尻腐れ病の発生を助長させたのでは…」

という僕の失敗談から書いた記事です。

それほど、ショックが大きかったんですよね…。

「でも、結局どれを選べばいいか分からない。」

そういう人は、下の肥料を使えば問題ありません。

3大栄養(窒素・リン酸・カリ)の割合が3:10:10で使い易いです。

収穫

開花後約60日で写真のようなパプリカを収穫することが出来ました。

全体的に色が変わったら収穫のタイミングです。

そのまま放っておくと、実が固くなり食べても美味しくありません。

収穫はなるべく早めにしましょう!

僕の場合は1つのプランターは尻腐れ病でダメになったので本当に嬉しかったです!

こういう失敗を乗り越えて収穫できた野菜は最高に美味しいんですよね。

パプリカ栽培の水やり

パプリカは乾燥に弱い作物です。

土壌が乾燥しないよう注意が必要ですが、与えすぎると根が腐ったりトラブルが起きます。

朝・夕、1日2回を目途に水やりをしましょう。

難しいのは水を与えすぎても、あげなくてもいけないという点です。

梅雨時期が栽培時期と被るので、「雨が多いかな…」と思ったら雨除けなど対策が必要です。

パプリカは摘花・摘果をしよう

パプリカは収穫までに期間がながいことを紹介してきました。

期間が長いため、しっかり幹を成長させてから実をつける必要があります。

幹が成長しない状態では収穫できる実が少なります。

そのため、1番花と2段目の花は摘み取るようにしましょう。

絵がへたくそなので…申し訳ないです。

1番最初に出来た実も間引くようにしましょう。

これで他の実に栄養が行きやすくなります。

摘花・摘果することで1株から採れる実が多くなります。

パプリカ栽培の病気

パプリカはトウガラシの仲間なので病害虫がつきづらく、育てやすいです。

しかし、先に紹介した尻腐れ病は注意が必要です。

また、ピーマンの仲間なので、ピーマンがかかる病気に注意が必要です。

ピーマンかかる病気

これらは別記事に画像と一緒に記載しました。対策もあわせて載せているので、もしパプリカが病気になった場合は参考にしてください。

もし、尻腐れ病にかかったら…

もし栽培しているパプリカが尻腐れ病にかかったら、至急対策が必要です。

カルシウム不足なので、石灰を水に溶いて与えるのもいいですが、即効性がなくあまり効果がありません。

というのも、水にといた石灰をあげても吸収されないことがほとんです。(効果がない訳ではない。)

対策としては…

  1. 尻腐れ病になった実を取る
  2. 石灰を水に溶き、与える
  3. 水溶性のカルシウム剤を葉に散布

とくに3つ目の水溶性カルシウム剤を葉に散布するのが一番効果があります。

カルシウムエキスを薄め、葉の裏側に散布しましょう。

まとめ

今回はパプリカ栽培方法について記事を書いてきました。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

僕はパプリカ栽培に失敗し、「パプリカ栽培は難しいなあ」と思っていました。

しかし、1度失敗したおかげで「ポイントさえ抑えれば栽培出来るんだ!」ということが分かりました。

今日の記事を読んで、みなさんがパプリカ栽培を楽しめることを祈っています!