小松菜の育て方|栽培方法、病気、害虫対策など紹介

小松菜の育て方って、ほうれん草と同じですか?

はい、ほとんど同じです。全てが同じという訳ではありませんが、ほとんど同じです。

今回はそんな、小松菜の育て方を見ていきましょう。

小松菜の基本情報

分類 アブラナ科
原産地 日本
発芽適温 15℃~25℃
栽培適温

15℃~25℃

小松菜はアブラナ科の野菜です。

そのため、アブラムシの好物で夏まきは害虫対策が欠かせません。

ほうれん草はアカザ科で小松菜とは違う種類なんですよね。また、ほうれん草は原産地が中央アジアですが、小松菜の原産国は日本です。

小松菜は日本古来の品種です。これって知ってましたか?

ちなみに、私は知りませんでしたけどね。

発芽適温は15℃~25℃、栽培適温も15℃~25℃。

こちらはほうれん草よりも少し高温耐性があります。

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小松菜の栽培時期

小松菜の植え付け時期は年に2回あります。

1度目は3月~4月。2度目は9月~10月です。

温度の管理さえしっかりすれば1年を通し栽培出来る野菜で、それでいて簡単に栽培できます。初心者にもお勧めできる野菜です。

害虫対策やその他の管理のことを考えると秋まきのをオススメします。

小松菜の土作り

小松菜栽培での土は水はけの良い土を選びましょう。ホームセンターで売っている市販の培養土でも問題ありません。

プランター栽培でやる場合もホームセンターに売っている培養土でもOKです。この時、水はけを好む野菜なので、底鉢石を敷くようにしましょう

畑の準備として2週間前に1平方メートル当たり苦土石灰を約100gまいてよく耕して置きましょう。苦土石灰はまかなくてまいても育ちますが、まいておいた方がいいでしょう。

小松菜の種選び

小松菜は品種によって適した季節が違います。春まきをする場合は極楽天という品種がお勧めです。

極楽天は1年中栽培可能な品種ですが、暑さ耐性がある種類です。少し気温が上がる春うえにはもってこいです。

秋蒔きをする場合は、以下の品種がお勧めです。

夏楽天は秋植にはお勧めです。栽培が早く、秋うえからの年内取りが最適な品種です。どちらも、家庭菜園や直売所出荷にはお勧めの品種です。

上ふたつはF1種ですが、小松菜は日本古来の野菜です。在来種もあるのでそちらもお勧めします。

参考記事:農家が使う種について F1固定種について

小松菜の植え方

小松菜の種はばらまきをしましょう。プランターの土にパラパラと撒き、種と種が重ならないようにしましょう。種との間隔は2-3cm程度が目安になります。

種をまいたら、上から薄く土をかけ、板や手で押さえつけます。たっぷりと水を与え、2-3日間は日陰におきましょう。

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5月~8月は寒冷紗で。冬季はビニールトンネルで。

秋~冬場にかけての栽培はビニールトンネルで温度調整をしましょう。寒さには強い作物ですが、栽培適温は15度~です。

夏の暑い時期は寒冷紗を使って温度調整をしながら、害虫対策も併せてやりましょう。寒冷紗は非常に便利なので、1枚持っておくといいでしょう。

発芽

3~4日すると種が発芽します。発芽後は日当たりの良い場所に移し、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。

初期の頃の水やりは慎重にやりましょう。というのも一気に水を与えると水の力で表面の土と合わせて種まで流れてしまいます。

初期のころの種はまだ根を張っていないので水やりには注意が必要です

間引き

本葉が1-2枚のころに間引きをします。

間引きをする葉を選ぶポイントは

  • 葉の形が悪いもの
  • ひょろ長いもの
  • 葉の大きさが左右で違うもの

これらのポイントを守って間引くようにしてください。逆に生育が良い物や葉の形が整っているものは残しましょう。間引いたのは間引きな料理としてお浸しに出来ます。

栄養価が高いし美味しいのでオススメですよ。

間引きは葉が大きくなるごとに

間引きは葉が大きくなるたびにやりましょう。小松菜が成長してきて、葉が重なり、根元が見えなくなったら間引くようにしましょう

間引くことで風通しがいい環境を作れます。ほとんどの病気の原因は土つくり、風通しの悪い環境、害虫や菌によって引きおこることが珍しくありません。

間引きをした後は、根元の安定させるために土をいれて残った株の根元を安定させましょう。

追肥

小松菜の追肥は2、3回目の間引き後にしましょう。間引きを2,3回すると大分大きくなってきていると思います。

1回目の追肥から2週間に1度くらいのペースで追肥はしていくようにしてください。

追肥量は、1平方メートル当たり軽く半握り(約25g)とします。生育の早い夏まきは、追肥は必要ありません。

害虫と病気

小松菜栽培で気を付けるべき害虫はコナガ、アオムシ、アブラムシです。これらは特に春まきでは気を付けるべき害虫で寒冷紗をかけることは必須です。

気を付ける病気はモザイク病、白さび病です。特にモザイク病はアブラムシを介しなる病気で、小松菜に寄せ付けないようにする必要があります。

寄せ付けいないようにするには薬剤か、もしくはアルミホイルなどのキラキラしたものを作物の周りに置きましょう。

アブラムシはキラキラしたものを嫌う習性があります。

収穫

収穫は草丈が20cm、葉が7枚~8枚ほどになったら根元からッグと引き抜いて収穫します。種まきの時期をずらせば毎日収穫できますよ。

栽培期間の目安としては春まきではタネまき後30~40日で、秋まきでは50~80日後で収穫です。参考にしてみてください。これは品種によっても変わってきます。

小松菜とほうれん草栽培の違い

ここまで読んできて、ほうれん草と小松菜栽培の1番の違いは”石灰”だと気づいたと思います。

ほうれん草栽培ではよく言われていることですが、石灰を最初にまかないとほうれん草は大きくなりません。これは、ほうれん草が酸性の土壌を嫌うので、石灰で土を中和させてアルカリ性にしています。

参考記事:ほうれん草栽培で育たない原因は?|大きくならない理由は石灰と肥料がポイント

小松菜の場合は、ある程度酸性に近い土壌でももりもり育ちます。そういう意味では、小松菜の方がほうれん草よりも育てやすいと、個人的に思っています

また、栄養価も似てはいるけど、違うんですよね。

参考記事:ほうれん草と小松菜の見分け方・違い|栄養素・味に当然違いあり!

まとめ 小松菜栽培は初心者にこそオススメしたい

小松菜栽培は初心者にも簡単です。

秋撒きは害虫も少ないので頭を悩ませなくて楽しめます。

収穫期間も短いのも特徴ですね。

逆にほうれん草栽培は石灰の問題があるので、少し難易度は上がりますが石灰だけ注意すれば楽しめる野菜ではあります。

どちらも栽培期間が似ているので両方チャレンジしてみてください。