夏に向けて、今年は何の夏野菜を育てようかと計画を立てています。
農に触れ初めて数年が経ちましたが、思えば一番初めに育てた野菜はししとうだったなと。
始めて育てたししとうの栽培記事を読んでいたら懐かしくなって、色々調べている内に「今年はピーマンとししとうのコラボやな」と思うようになりました。
ん?ちょっとまてよと。ピーマンとししとうの見分けってみんな分かるよね?
いや、まて。
俺がまずしっかり分かっているのだろうか。
今回はそんな疑問が頭に浮かんだので、ピーマンとししとうの違いを調べてみました。
ピーマンとししとうは何者か
まずは、ピーマンとししとうが如何なる者なのかを調べてみた。
ピーマン
ピーマンはナス科の一年草、およびその果物。学名はCapsicum annuum L. ‘grossum’ であり、トウガラシの栽培品種に分類される(’ ‘は栽培品種を表す)。果肉は種子以外ほとんど空洞である。
日本の店頭で食用として販売されるものは、明治初頭にアメリカから伝わったイスパニア種を品種改良した中形で緑色のものが多いが、近年はカラーピーマンも出回っている。緑色は未成熟の果実のためであり
出典:wikipedia
なるほど、なるほど。
トウガラシから品種改良から生まれた野菜なんだな。
カプサイシン(辛味成分)を含まない緑色の愛おしいフォルムの野菜がピーマンということやな!
よし、次はししとう
シシトウガラシ(獅子唐辛子)はナス科のトウガラシの甘味種。また、その果物のこと。シシトウと呼ばれることも多い。植物学的にはピーマンと同種。
出典:wikipedia
まずはししとうの正式名はシシトウガラという名前でピーマンと同じナス科。
そして植物学的にはピーマンと同種。
この変更を考慮して考えると、
- 甘いナス科のトウガラシ=ししとう
- 辛くないナス科のトウガラシの品種改良品=ピーマン
こんなことが言えると思う。
ん?辛いか辛くないかで判断するしかないのかな?
見分けるポイントは結局は外見
□画像出典:ヤフー知恵袋
色々調べても、ピーマンとししとうの見分け方は「外見で判断する」になるらしい。
画像の中の細長いタイプがししとう。
ししとうよりも実が太い、まるっこいタイプがピーマン。
ししとうはトウガラシの甘見種なので外観はほぼトウガラシに似ている。
逆にピーマンはトウガラシを品種改良した辛味を抜かした品種。品種改良時に実がふとっちょになった。
細長いピーマンもある?
品種改良が進んでいる種の分野。
ピーマンも例外ではなく、ししとうの様に細長い品種が出ている。
とんがりパワーピーマン系はナント種苗が販売している、ししとうに似ているピーマンの品種。
画像はビックサイズだが、小さいサイズも販売している。
上記リンクはパワーピーマンの品種販売サイト。
この画像を見て、思うことは「あれ、シシトウとの外見判断、難しくない?」
という点(笑
まぁ、そんなピーマンに出会うことの方がレアって言えばレアなんだけどね。
ピーマンもししとうも家庭菜園の人気者
ピーマンもししとうも家庭菜園では人気の栽培品種です。
というのも栽培が簡単で、しかも料理への汎用性も高いという点。
ししとうを塩コショウで油で炒めたものでビールの肴にする。うーん、今年の夏も楽しみだ(笑
ししとう栽培が気になる人は以下のリンクを読んでみて。
ししとう栽培は全然難しくない。というのも私は初めての栽培品種がししとうだったし、初心者の私でも美味しく出来たし!
ししとうとピーマンの見分け方
今回の記事をまとめてみると
- ししとうとピーマンは同品種
- ピーマンはトウガラシの品種改良品で、ししとうはシシトウの甘味種
- ピーマンとししとうの見分け方は外見で判断する。
- ピーマンはししとうに比べて実が太く、丸っこい。
- 逆にししとうは細長く、トウガラシの様なフォルム
- まれに細長いピーマン品種が出回ってる。
今日からピーマンとししとうをよりよく見分けることが出来ますね(笑
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