食べ物を「買う」から「作る」の時代へ。最低限の食べ物は自ら作る自給自足の勧め

自給自足と聞くと、田舎の山奥で暮らしながら生活している人をイメージする人も多くないはず。しかし、最近は小さいスペースで自分が食べる物位は自分で栽培したい!という人が増えています。

自給自足とまではいかなくても、「1種類位なら栽培してみよう」と思う人も多く、ミニ自給自足というライフスタイルが人気になって来ています

では、なぜ自給自足というライフスタイルが人気になってきているのか?

今回は、そのあたりを紹介しながら、自給自足の勧めの記事です。

食の安全性が一気に注目を浴びた

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ニュースでも良く耳にするようになった「食品偽装事件」。産地偽装や賞味期限切れ食品を消費者にばれないであろうと思い、流通させる事件が非常に多く発生しています。

企業の規模に関わらず起こる食品偽装の事件は、一流ホテルから食品大手も行っていて、諸費者は何を信用していいいか分からなくなってきました。

安全と言われていた国産品ですら、賞味期限切れや産地偽装が発覚し、「海外産は本当に安全なのか!?」と消費者の不安を駆り立てます。

価格が安い中国食品はダンボ―ル肉まんや、床に落ちた肉をそのまま調理なんていうことがネットのトレンド入りしました。

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最近(2016年1月)だと「CoCo(ココ)壱番屋」のトッピング用冷凍ビーフカツの廃棄を頼んでいる業者が処理業者によって流通させられる事件も新しいです。

廃棄カツ、スーパーで販売 ココイチ製、産廃業者横流し

確かに日本は賞味期限が厳しく設けられています。その期間は短く、食べられる物を捨てるなんて!という声を聞きますが、法律で定められていることを破って消費者の混乱を招くのは支離滅裂です。

この様な事件が多く起こり、消費者は「流通している食べ物は本当に安全なのか」と徐々に思うようになってきたのです。

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産地、生産者が見える野菜が人気

食品偽装問題が起こり、消費者は食の安全について興味を持つようになりました。というよりも興味を持たざるを得なくなったが近い。

食品卸業や製造業に従事している人は消費者のそういった気持ちに敏感で、

産地や生産者が見える食べ物を販売しようという流れになったのです。特に農協は力を入れ、○○在住○○農家の○○さんが作った○○という形で販売を開始しました。

そしてこれは主婦の間で大ヒットとなっています。この大ヒットは当たり前のことで、誰が作っているか分からない野菜よりも、顔が見え、どういう人なのかすぐ分かる商品が好まれるのです。

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上の写真は似顔絵付。ここまでしなくとも、名前だけで販売している所が多い。

それでも敏感な消費者というと

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「生産者の顔が見えても安全面の保証は何もされていない!」と思う消費者も中にはいるのです。というのも顔が見えても、どういった農薬を使っているのか、どういった栽培方法を取っているのか野菜のラベルには記載されていないからです。(むしろそんな記載する場所もないが)

ホームページやブログを持って情報発信している人ならまだしも、そういった生産者はまだ多くはありません。また、有機栽培だからって安全じゃないよね?と分かる農業についての知識を持っている消費者も多くなってきました。

その辺は下の記事をお読みください。

有機農業を取り巻く嘘と本当 -ぶっちゃけ有機だから美味しいし安全な訳ではないよ-

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そうなると、残された道は自分で最低限の物は作るという選択肢

2015-06-25 07.19.58

自分の食べる物は拘りたいと思う消費者は、遂には家庭菜園を始めます。

そしてこの流れに多く当てはまるのが主婦なのです。現在のライフスタイルだと家族の食べ物を調達し料理する。そして家族の健康の事を考えるのは主婦が多いです。

そして小さい子供がいる家庭の主婦は特に敏感になりがちです。大人はある程度の免疫を持ってますが、小さい子供は大人ほど体が強くありません。

全ての食べ物を作れるわけではないが、安心感を得られる

自分で作っている物なら安心して子供に家族に食べさせる事が出来る。

こう思うのが自給自足にいく最もな理由であることは違いありません。

規模小さいですが、先ずは1種類、2種類の家庭菜園から始め作る品種を増やしていくことが家庭菜園では大切です。

安全に気を遣い丹精込めた野菜は本当に美味しいです。

誰がどのように作ったか分からない野菜(私はその誰にあたるが(笑))よりも自分が作ったと胸を張って言える野菜なら自分の家族に食べさせることが出来る。

物を「買う」という時代から「作る」の時代へシフトしている

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大量消費社会と言われた時代は昔の事の様に感じます。時代は物を「買う」ということから物を「作る」にシフトしています

上では食品偽装の例を挙げ自給自足の例をあげました。昨今は物を買わない若者や物を持ちたがらない若者と揶揄される時代になってきました。

昔の様に高級レストランで食事、高級外車を乗り回すといったことに人生の醍醐味を感じる事(物を買う)よりも安全で安心な食べ物を作ったということ(物を作る)に人生の醍醐味を感じる人が増えた気がします。

そういう人が多い為、自給自足やミニマムライフというライフスタイルが世間で注目を浴びている気がしてなりません。

消費よりも製造に注目を浴びる社会だからこそ、物を作る現場の安全・安心が取りだたされているのです。

物を作る楽しさを噛みしめることとして自給自足はマッチしています。作り過ぎた食べ物は仲間とシェアすればそこでも新しい関係が生まれます。

そうやって野菜を作り、関係を作っていくことこそ、自給自足の楽しさであり、物を作っていく生活の醍醐味であります。