農業の姿は変化している
農業は「きつい」「汚い」「格好悪い」という3Kと言われていた。
3Kのみならず「臭い」「稼げない」「結婚できない」という6Kとまで言われている。
しかし、そんな時代は終わりは既に終わっていると思っている。
これからの農業は農家が販路を自ら開拓し、自由にそして豊かな生活が出来る仕事へと変化しているのだ。
田舎暮らしブームにより農業が注目されている
近年、田舎暮らしがブームになっている。
私が住んでいる長野県は田舎暮らししたい場所でも上位にランクインする人気な地域だ。
テレビをつければ、田舎暮らしの生活を特集する番組や、田舎暮らしを実践する番組がやっている。
テレビだけではなく、書籍としても数多く出版されているのだ。
宝島出版の田舎暮らしの本はとても面白い内容だ
そして、田舎暮らし=農業をする(規模は置いて)という構造になっている。
それもそのはず「田舎に移ったらのんびり畑をやりたい」という人が多いというのだ。
これからの時代はひとり農業の時代
これからの時代は田舎に移り住み、ひとりで農業をしていくのが農業の形になっていくだろう。
理由はいくつかある
- ひとり農業をすることで時間を有意義に自由に使える
- 無農薬野菜、有機野菜等、ただ野菜を作るだけでなく、付加価値を判断する時代になった。
- こだわりを持って野菜栽培に向き合える
- 小さい規模でもひとりなら始められる
等理由はある。
特に二つ目の「無農薬野菜、有機野菜等、ただ野菜を作るだけでなく、付加価値を判断する時代になった。」がポイントになってくると思っている。
昔は農家はJAを通し野菜を売るという流れが当然であった。
しかし近年、「丹精込めて作った野菜を他の人の野菜とごちゃまぜで販売されるのが嫌だ!」
という農家さんが多くいる。
そこでやる気のある農家さんは自ら販路を作り、販売している。
ひとり農業のポイントは付加価値を付け、その価値を分かってくれる消費者に届けられる
これに尽きると思っている。
ひとり農業に求められる能力
これは色々なことに言えるが、一言で言えば「やる気」になるだろう。
ひとり農業は失敗しても良い訳が出来ない。
そして、責任は全て自分にある。
しかし、悪い面だけではない。やる気を持って自らの情熱を作物に向ける。
そうする事によって作物達はそのやる気に答えてくれるだろう。
そしてその作物達をしっかり判断して下さる人たちの手元に届けることが出来る。
ひとり農業の醍醐味である。
ひとり農業をしてみたい方、是非挑戦してみることをオススメする。