ニンニク栽培の病気一覧と対策|写真で見るさび病、乾腐病、春腐病、紅色根腐れ病

ニンニク栽培は家庭菜園初心者でも簡単で楽しむことができる作物ですが、まったく病気にかからないという訳にはいきません。

作物的には比較的病気に強いですが、病気の症状を理解することで対策が変わってきます。

今回はニンニク栽培で起こる病気の症状を画像で確認しながら、あわせて病気の対策案も書いてきます。

ニンニク栽培で起こる病気の症状と対策

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さび病

さび病の特徴は写真の様に葉が錆びたように茶色に変色していく病気です。さび病にかかってしまった場合、健康な苗に伝染するのを予防するため病気の苗は早めに抜いて処分しましょう。

発病後の薬剤防除は困難なので栽培初期からの対策を念入りにするのが効果的です。

対策として効果的なのは

  • ミカンの皮を干してホワイトリカーにつけた汁を定期的に散布(無農薬対策だと超オススメ)
  • 水はけのよい土、風通しの良い環境を作る

一番オススメの手法はミカンの皮を干したものをホワイトリカーに漬けた汁を散布。これによりさび病を抑えることができます。

定期的に散布することでさび病に効果的です。発病してからの消毒ですと遅いので日々の防除が大切になってきます。薬剤散布って一気に対策したい人はアミスター20がオススメです

乾腐病

乾腐病は、葉先が枯れたようになった後、とろけたように腐っていく病気です。土中の球も同じ様に腐ったように変色して行きます。

さび病との見分け方は「さび病は錆びたような模様ができるのに対し、乾腐病は葉先からしおれてきて、腐っていきます。」

この病気の原因となる菌は、土中に10年以上も潜在し、次に植えられるニンニクやネギ、ニラ、サトイモなどに、感染してまた症状を引き起こします。

対策

放置せずにその場で土ごと掘り上げて処分するようにします。

使った道具(スコップなど)は、作業後に必ず消毒するようにしましょう。消毒せずにまた別の株の手入れをすると感染する恐れがあります。

乾腐病は、水はけの悪い土、連作をしているとかかる可能性が高くなります。また、乾腐病の初期症状が見られる種球を植え付けると、そこから広がってしまうこともあります。植え付ける前に選別して処分して、植えることがないようにしましょう。

乾腐病にかかった株が植えてあった場所は、一度消毒してから他の植物を植えるようにしましょう。

春腐病(はるくされびょう)

春腐病の初期は葉に病斑が出てきて、それが葉脈に沿って上から下へと広がっていきます。病状が進むと次には株元が腐ったようになり、最終的には倒れてしまいます。

更に症状が進むと地中の球も腐り、最悪株が枯死します。

越冬後に起こりやすく、マルチ栽培では越冬前に起こることが多いです。越冬後(春)に起こる病気のためこの名前がついています。

春腐病の対策

春腐病の原因である菌は、傷部分から侵入して感染します。特に寒さで傷んだ箇所からの侵入が多いため、12月以降の厳寒期には注意が必要です。

春腐病の菌は土の中に潜んでいて、雨が降った後などに、急激に広がって感染株を増やします。

水はけの悪い土や肥料のあげすぎ、連作は避けましょう。これらが原因で病気にかかる可能性が高くなります。

春腐病に感染したのを確認した場合は、腐敗株を抜き捨て、専用の薬剤を使って防除するようにしましょう。ダニコールとバリダシン液剤などが使えます。

紅色根腐れ病

非常にわかりやすい病気で、一目見れば分かります。

しかし、この状態になるのは栽培後半部になってからです。病気の初期状況ではわかりづらく、発見が遅れる怖い病気です。

症状が重い株は、根が全体的に赤くなっている他に、中心が空洞になって表面のみが残っていることがあります。この病気になると球が大きくならず収穫期に大打撃を受けることがあります。

対策

土の水はけを良くし、窒素分の多い肥料を与えすぎないようにしましょう。

以前に被害出た畑には菌が残っていることが多いので、植える前には土壌消毒をしてから植え付けをしてください。

既に植えてしまっている人はマルチを使って太陽光殺菌をしてください。(マルチを使うので春腐病には注意を)

一番いいのは薬剤を使った土壌消毒です。

病気の症状を切り分け、それぞれの対策を

にんにく栽培で起きる病気を画像とあわせて見てきました。それぞれの病気の特徴と対策をみてきて、まずは健康な作物が育つように環境を整えることが大切です。

またもし病気かな?と思うことがあったらそれぞれの病気ごとの対策を振り返り、適切な対処をすることが必要です。