尻腐れ病はカルシウム不足が原因?パプリカ栽培で気を付ける対策

栽培中のパプリカが尻腐れ病になりました

パプリカ栽培は本当に難しいと実感しています…。

パプリカ栽培を楽しみたい全ての人のためになるような「パプリカ栽培での尻腐れ病対策」を紹介していきます。

尻腐れ病はカルシウム不足だけが原因ではありませんよ

尻腐れ病になる原因

尻腐れ病になったパプリカ

パプリカ栽培はピーマンやシシトウに比べて、実が熟すまでに時間が掛かります。

そのため、尻腐れ病になる確率が非常に高くなります。

尻腐れ病はカルシウム不足が原因とよく言われます。

確かにカルシウム不足が原因で起こる病気なので、苦土石灰・有機石灰等まけばいいと思っている人が多いです。

でも、本当に尻腐れ病の原因ってカルシウム不足だけなのでしょうか?

尻腐れ病が起こる原因として考えられる3つの要素は…

  1. カルシウム不足
  2. 水の与えすぎ
  3. 土壌窒素過多

この三つが原因と考えられています。

パプリカは栽培期間が長いので、栽培中にカルシウムが不足しがちです。

カルシウムは実の成長には欠かせない栄養分で、これがないと組織が死んでいきます。

カルシウムは石灰をまくようにすればいいですが、石灰には種類があります。

  • 消石灰:10日~14日前にまく。土壌の中和強い
  • 苦土石灰:1週間前。土壌の中和やや強い
  • 有機石灰:すぐ使える。中和性は弱い

パプリカ栽培での理想は苦土石灰を苗を定植する前1週間前にまく。

この時石灰の量は多めでも問題ありません。

栽培中は有機石灰をまき、カルシウム不足を補う。

これが理想の形になります。

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窒素が多いのも病気を巻き起こす

窒素が多いと尻腐れ病になりやすいです。

パプリカは栽培期間が長い(言い過ぎ)ので肥料切れは避けたいところですが、正直少ない量を2~3週間に1回与えれば問題ありません。

もしくは窒素分が少ない肥料を与えるようにしましょう。

水の与えすぎ

実は水の与えすぎも注意が必要です。

パプリカの露地栽培が難しいと言われているのは、この水分調整が難しいからです

栽培期間的に梅雨時期に当たるのですが、雨が大量に降った後、強い日差しが株に当たると株は水分を吸い上げようとします。

しかし、水の与えすぎは根を弱め、吸水力の低下を招きます。

特に梅雨時期は雨が大量に降ったあと、急激に強い日差しになりますよね。

水が多くなった土壌により根は弱っているので、どこから水分を補給するかと言うと…

実は実から水分を吸収するんですよね

こうなると、カルシウムの吸収も遅くなり、尻腐れ病になる確率がグッと上がります。

こういった理由から、パプリカは露地での栽培は非常に難しいので値段が高いのです

パプリカを家庭菜園、特にプランターで栽培する場合は、水の与えすぎには注意が必要です。

僕は土が乾いたら水を与えるようにしていましたが、尻腐れ病になるのが怖いんの水分量を抑えていました。

尻腐れ病になったら

尻腐れ病になった実はすぐ摘果しましょう。

小さい黒い穴も尻腐れ病になっている証拠なので、もったいないですが摘果することをお勧めしています。

株ごと抜くことをお勧めしているブログや本をみますが、正直株ごと抜くことはしなくてもいいでしょう。

その代わり、病気を発見したらすぐ石灰を蒔くこと。水やりを抑えること。肥料をあげるのをいったん止めて、肥料の種類を考えること。

これだけは守れば、ほかの実に病気が起こる確率を下げることが出来ます。

まとめ

パプリカ栽培での尻腐れ病の原因と対策を見てきました。

栽培を通してパプリカがなぜ高いのか、本当に分かりました。

尻腐れ病にならないように、カルシウム不足・窒素肥料過多・水やりの3点を気を付けて、パプリカ栽培を楽しんでください!