中華料理では有名な空芯菜。
ヨウサイという野菜の茎中が空洞ということで空芯菜と名前が付けられたとのこと。
どちらかと言うと空芯菜の方が一般的な気がしてしまうが、ヨウサイという野菜らしい。
空芯菜を育てよう!と思い種苗屋に行った時に空芯菜で売られておらず、エンサイ(またはエンツァイ)で売られていたのは良い思い出。
エンツァイの種とパッケージ
そんなエンツァイをプランターで栽培する時の注意点を紹介していきます。
空芯菜は好光性の植物
空芯菜は太陽の光を好む植物(好光性)として有名で、とにかく太陽の光が好物。
その性質から暑さに強く、また湿地を好む植物でもあります。
つまり、水がきれると成長に影響が出る植物で、水やりをしっかりする必要があります。
良く、他のブログを見ると「空芯菜は簡単に栽培出来る野菜!」「みずやりだけしっかりしたらすごい勢いで成長した!」という記述がありますが、確かに簡単に栽培出来る野菜です。
しかし、それゆえ気を付けないといけない点もあります。
その気を付ける点は以下に詳しく紹介していきます。
空芯菜栽培では水持ちがいい土を選ぼう
プランター栽培をする場合「土壌改良がしやすい」という強みがあります。プランターごとに水はけがいい土を使う、とか水持ちがいい土を使うという選択肢が色々あります。
空芯菜は東南アジア原産の植物で東南アジアの気候の特徴は「高温多湿」であることは間違いありません!
湿度が高く(ベトベト、ジドジド)、気温が高く、降水量も多い。
プランターでは、そういった環境を作ることが必要になってきます。
具体的には「水持ちがいい土」を選んで使って行きましょう。
水持ちがいい土とは腐葉土や堆肥、そしてバーミキュライトが挙げられます。
空芯菜栽培では水きれを起こさないようにしよう
記事冒頭に空芯菜は好光性の植物ということに触れましたが、空芯菜は水きれに弱い植物です。
どの植物にも言えることですが、植物を成長させるには光+水が必要不可欠ですよね(理科でならったなぁ笑)
好光性の植物は他の植物よりも水と光を好み、また成長に必要なのです。
空芯菜の場合は水の与えすぎということはなく、むしろ与え過ぎ位が丁度いいはずです。というのも東南アジア、それも湿地で生育していた植物なので、水を好む性質でもあります。
そんなに、毎日水を与えられないという半農の人もいると思いますが、そういう人は寒冷紗などで光の量を調節することをオススメします。
まとめ
空芯菜は家庭菜園初心者でも簡単に栽培出来る植物ではありますが、注意点を守った場合に限ります。
注意点を守れば収穫まで安定して行える空芯菜を是非一度栽培してみては如何でしょうか!