バジルが取れました。それはそれは良い香りで柔らかく美味しいバジルでした。
多くの人はバジルは簡単に育てられる野菜と思っていますが、実は結構奥が深い侮れない奴なのだ。「バジル?あぁ植えておけば収穫できるでしょ?」
・・・・・・・
「バジルに謝りなさい!!!!」
今回はそんな実は奥が深いバジルの奥が深くない、ただの備忘録的バジルの育て方。
暑い季節になってきたので、氷を入れた麦茶を片手に読んでいきましょう。
バジルの基本は土つくりから
▲プランターで栽培したバジル
植えておけば育つバジルはインド発祥のハーブなのだ。彼がどんな存在なのかを知ると、野菜の育て方が分かってくる。というのも、ジメジメ気候なのかサッパリ気候なのか、その違いで植物の生育環境は大きく変わってきてしまうのだ。
人間で例えるなら、一年中暖かい(暑い)沖縄の人と基本的に寒い(語弊がある?)雪国では食べ物も生活スタイルも大きく違う。
雪が積もる地域なのにドアを2重にしないとか、雪が屋根に留まり易かったりしたら命に関わってくる様なものだ。
インド原産のバジルは収穫時期が長い。基本的に暖かい気候ならいつでも収穫できると考えてもらえればオールオッケーだ。
栽培の教科書を見ると植え付けは4月ー7月。そして収穫は5月ー11月まで。長い期間栽培を楽しめるし、家庭菜園、特にプランター栽培には最高のハーブである。
ぶっちゃけ、ほっといても育つハーブのバジルだが、美味しく柔らかく栽培するには土に拘る必要がある。
バジル栽培に適している土は水はけが良く、水持ちがいい土である。
僕はいつも思うのだが、水はけが良くて、水持ちがいい土ってなんやねん!って突っ込みを入れているのだが、兎に角バジルはこの「水持ちが良く、水はけがいい土」がいいのだ。
水はけ良く、水持ちがいい土
個人的にオススメなのはホームセンターに売っている普通の培養土に黒土をすこしブレンドした土だ。
▲写真左のカインズホームで買った培養土
培養土なら何でも良い。有機栽培に拘るなら有機栽培用の土を購入すればいい。もはやそこは好みの問題なのだ。
市販の培養土は水はけ、水持ちの観点ではバランス良く配合されているので、この土に黒土という水持ちを良くする土をぶち込むのだ。
▲黒土。ホームセンターで売られています。
黒土については以下の記事で紹介しています。
この黒土をブレンドして、「水持ちも水はけも良い土」を作り出せば、美味しいバジルに一歩近づいたもんだ。楽勝だね。
しかし、土を作っただけでは楽勝ではない
バジルはほっといても育つハーブだけども、追肥をしたほうが美味しいバジルに育つのだ。
追肥の頻度は2週間に1回位で十分。この1週間に1回は液体の肥料を使った場合で、有機栽培用肥料は効き目がジワジワ効くので、1週間に1回位あたえてみよう。
後は水やりをしっかり
後は、土が乾燥しないように毎日しっかり水を与え愛情を注ごう。きっと美味しくて柔らかいバジルが育つことだろう。
大きく育ったバジルから適時収穫しよう。花が咲く前に葉を収穫しないと葉が固くなってしまうというトラブルが発生しかねないのだ!
あぁ、柔らかいバジルが食べたい!
教科書には摘芯をしてバランス良く育てると書いてあることがあるが、摘心はしなくても問題はない。しかし!収穫量を多くしたい場合は摘芯をして横に伸ばしていこう!
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