失敗例から考える。家庭で誰でも簡単にもやしを栽培する方法
▲食べごろのもやし
もやし栽培で大切になってくるのは暗室の作成、水分の調節である。 前回FARMきんたではもやし栽培で大切な、水分の調節を怠った為,栽培に失敗してしまった。 過去の失敗を踏まえ、今回は誰でも簡単にもやし栽培が出来る方法を紹介します。
前回の失敗から考える
参考記事:おうちで簡単!もやし栽培をしてみよう! 上記過去記事を読んでおくと、一層もやし栽培の成功率が上がります。 前回、もやし栽培にあたり準備したのは、瓶、ガーゼ、種子の三種である。 もやし栽培で重要なのは水分の調節というのは冒頭でも書きましたが、もやし栽培でガーゼを使用しないでください! 家庭でもやしを栽培する場合、瓶の中で種子を育てます。 そして1日2回瓶の中の種子を洗うという作業をします。 この時ガーゼで瓶の封をした場合、水切れが悪くなり、雑菌やカビが繁殖する可能性が出てきます。 せっかく家で自分でもやしを作りたいと思っても雑菌やカビが発生しては仕方ありません。
▲ガーゼではなく、100均で売っている網袋を加工して作ったもの 種子を瓶に入れた状態で瓶の中を洗浄しますので、種子が外に出ないように工夫する必要があります。 そして、封をするものはなるべく水切りしやすい物を選んでください。
水きりの他に大切なのは暗室作成条件
暗室作成で大切なのは温度があがり過ぎない仕様にすることです。 私はダンボールを家の日陰に置き、その中でもやしを栽培しました。 ダンボールの中は密閉され、蒸し風呂状態にならない様に空気の逃げ道を作るのも大切です。 私の場合、靴が入っていたダンボール箱を使用しました。
▲使用したダンボール箱。
暗室はダンボールでなくても大丈夫ですが、もやし栽培をしている瓶が取り出し易く、かつ空気の逃げ道を作り易い物にしてください。
再度もやし栽培の工程
準備する物は種子、瓶を封する網、ダンボールの三点 まず種子を一日水につけておきます。
この時水に浮いてくる種子があります。 その種子は中身が詰まっていない種子なので取り除いてください。 この作業は少し面倒ですが、浮いてくる種子を取り除かないと、もやし栽培終盤、瓶で中で芽が出ていない種子が出て来す。
▲芽が出たもやしと出ていない種子
種子の選定が終わって水を切り、暗室に保管します。 その後一日2回瓶を洗浄し、水を少し吹きかけるだけです。 もやしが食べごろになるのは大体2週間前後です。 是非みなさんも、もやし栽培を通し食を自ら作る喜びを感じてみてはいかがですか?