おかわかめ(ぬるっぱ)をプランターで栽培します。
おかわかめ(丘わかめ/オカワカメ)はぬるっぱ・雲南百薬といろいろな呼び方がある健康野菜です。
今回はそんなおかわかめの栽培方法を紹介します。
おかわかめの基本情報
まずはおかわかめの基本情報を見ていきましょう。
オカワカメは南アメリカの熱帯地域が原産とされるツルムラサキ科のつる性植物の葉で、正式な和名は「アカザカズラ」と呼ばれているものです。
別名「雲南百薬(ウンナンヒャクヤク)」とも呼ばれ、非常に栄養成分に富んだ食材で知られています。
出典:旬の食材百科
正式名称はアカザカズラという名前でツル性の植物です。
ツルムラサキとは全く別の野菜で原産国も違います。
おかわかめはは雲南百薬と言われるくらい、豊富に栄養素が含まれている健康野菜です。
実際におかわかめと他の野菜の栄養素を比べてみました。

また、おかわかめは栽培も非常に簡単な野菜です。
熱帯地域が原産の野菜ですが、越冬して翌シーズンも栽培を楽しむことが出来る野菜です。
栽培シーズンは5月~11月頃まで栽培可能です。
ホームセンターには5月~6月頃に苗が販売され始めます。僕が購入したのは確か5月末だったかな。
丘わかめ?#今年は丘わかめを栽培 pic.twitter.com/4CT1Gr5nBT
— きんた (@farmkinta) 2017年5月27日
やっぱり5月末にホームセンターのコメリで発見し、購入していました。
それまでおかわかめという野菜は長野県で聞いたことも見たこともありませんでした。
周りの人に聞いても知らないという回答。
九州や沖縄の方ではメジャーな野菜らしいですが、長野では全然見聞することがなかったですね。
おかわかめの栽培方法
おかわかめの栽培はプランターと園芸ネットを使用しました。
僕は2株しか栽培する予定がなかったので、100均のプランターと100均の園芸ネットを使用しました。
100均のプランター・園芸ネットはかなり便利ですよ
過去記事→100均セリアでプランター購入。100円プランターの評価は?
過去記事→園芸ネットは100均で十分?Amazon、楽天で買う必要はない?
ネットの横幅にもよりますが、僕は100均のプランターに2株並べて栽培しました。
丘ワカメがガンガン育っている pic.twitter.com/8Gx0mPjaKM
— きんた (@farmkinta) 2017年7月10日
栽培してみての感想ですが、密集させて植えても成長に問題があることはなさそうでした。
むしろ密集させた方が緑のカーテンを作るという意味では作りやすそうです。
密集させなくても、脇芽からツルが伸びてくるので、結局は同じことなんですけどね。
おかわかめの植え方については過去記事でしっかりと書いてあります。
過去記事→おかわかめ(ぬるっぱ)の植え方|プランター栽培でお勧めする園芸ネットは?
密集させて植えると100均の園芸ネットでは少し強度が大丈夫かな…?とも思いまいましたが、緑のカーテンになっている家庭では全然問題なさそうです。
おかわかめの土作り
正直おかわかめ栽培では土は選びません。
ホームセンターで売っている野菜栽培用の培養土を買ってきて、そこに植え付けるようにしてください。
とてもエネルギッシュな野菜なのでどんどん伸びますよ。
おかわかめのツルの誘引方法
おかわかめはツル性の植物なので、誘引作業が必要になってきます。
本流のツル(最初から伸びているツル)が60cmくらいになって、園芸ネットに巻き付いてきたらツルをハサミで切りましょう。
こうすることで、脇芽から伸びる他のツルに栄養が行くようになります。
脇芽のツルもほっておくとどんどん伸びていくので、背丈位になったらハサミで切りましょう。
こうすることでほかの脇芽から別のツルが出てきます。
この作業を繰り返せば緑のカーテンを作るのは簡単です。
おかわかめは成長スピードが早くほっておくと園芸ネットごと落ちることがあります。
緑のカーテンとしては最適な野菜なんですが、誘引作業をしっかりする必要がありますね。
おかわかめ栽培で一番重要なポイントはツルの誘引の気がします。
ツルの先端を切る→他のツルを誘引→また別のツルを…
この繰り返しがおかわかめ栽培を通してやる作業です。
一本ツルを伸ばし続けると緑のカーテンにならないの注意が必要ですよ。
肥料は与えすぎなくてよい
おかわかめ収穫ですよ#おかわかめ #ぬるっぱ #おかサーファー pic.twitter.com/NsPCy4F3ip
— きんた (@farmkinta) 2017年7月13日
とにかく成長スピードが早いので、肥料は与えなくてもどんどん育っていきます。
しかし、葉の色が黄色になるときがあるんですが、これは「肥料をもっとくれ~」のおかわかめからの合図です。
僕は栽培中は2週間~3週間の間位に1回だけ肥料を与えました。
おかわかめの日当たりと水やり
おかわかめは栽培に日光を欲します。
熱帯の植物なので曇りの日が続くと、どこかヨワヨワしく感じます。
水やりは正直、少なくても育ちます。
というのも、僕は苗を買ってきて全然水を与えなかったんですが(2週間くらい)、全然元気でした(最後はやばそうだったの水を与えた)
それでも毎日水やりをするのが得策でしょうね。
土が乾いたら水をあげるくらいの気持ちで大丈夫です。
おかわかめの病気・害虫対策
おかわかめは病気に強い野菜ではあります。
基本的には病気にはかからないという話を聞きます。
先ほども書きましたが、葉っぱの色が黄色に変わってきたら「肥料不足」の可能性を考えてみてください。
害虫にもとっても強い植物です。
しかし、アブラムシ・青虫の被害がない訳ではありません。
しかし、僕が栽培したおかわかめには一回も付きませんでしたが…。
アブラムシ・青虫も付くんだ~程度に考えておけば基本OKです。
アブラムシ対策はこちらの記事がお勧め。本当にアブラムシには苦労する…
→アブラムシ対策・駆除|牛乳・酢・アルミホイル・テープ。無農薬での対策まとめ
収穫方法
おかわかめの収穫は葉のサイズが4-5cmになった葉から収穫をしましょう。
このサイズになると葉が波打ってプルプルしてきます。
下の方から成長していくので順々に収穫になると思います。
茎の方から指でぽきっといけば簡単に収穫できますよ。
収穫後は色々な料理に使えます。
丘のワカメというだけあって、弾力と見た目はまさにワカメそのものです。
味噌汁に入れてみたら、ワカメにしか見えませんでした。
おかわかめを味噌汁にいれたら、その様相は正にわかめそのものだった。#おかわかめ #オカサーファー pic.twitter.com/aY83R5jKbV
— きんた (@farmkinta) 2017年7月15日
と言ってもおかわかめは弾力を楽しむ野菜で味はそこまで…しないのが事実です。
味噌汁の次は卵焼きに入れてみました。
おかわかめの弾力がアクセントになって本当に美味しい。
おかわかめ病みつきになりそう…
おかわかめとネギの玉子焼き。
普通にうまい。#おかわかめ #料理 pic.twitter.com/xW9hQ23b39— きんた (@farmkinta) 2017年7月15日
おかわかめの面白い特性として、切って叩くとネバネバになります。
こういう性質だからワカメって言われているのかも知れませんね。
ワカメも粘りありますもんね。
納豆・オクラ・おかわかめのネバネバトリオで夏を乗り切ります。
納豆、自家製オクラ、自家製おかわかめのネバネバづくし。
おかわかめは切って叩くと粘りが出る。
このトリオ、めちゃくちゃ美味い! pic.twitter.com/JMUVT3afjB— きんた (@farmkinta) 2017年7月18日
まとめ
今回はおかわかめの栽培方法を見てきました。
グリーンカーテンとしても人気だし、栽培も非常に簡単です。
スーパーで買えば数百円するとのことなので、これは絶対栽培した方がお得です。
長く栽培も続けられるので是非、栽培をしてみてください!