美味しいサニーレタスを栽培することに成功しました。
サニーレタス栽培でのポイントを今回は紹介していきます。
また、水耕栽培・プランター栽培時に注意するポイントも併せて書いていきますね。
サニーレタスは元々苦い野菜?
栽培方法を紹介していく前にこれだけは頭に入れておいてほしい。
サニーレタスは苦みが強い野菜です。
その為、収穫して食べる時は、アク抜きをする必要があります。
あく抜きの方法は、水に10分・15分浸せば完了です。
サニーレタスの苦みとあく抜きの詳しい方法(サニーレタスが苦いのであく抜きをする。栽培時・収穫後にやる対策方法)は以下がお勧めです。
サニーレタスの基本情報
サニーレタスは非結球型のレタスで葉レタスの1種類です。
特徴としては、紅色、紅褐色に葉が色づきます。
「サニーレタス」(sunny lettuce)は、日本独自の造語(和製英語)であり、英語圏では同様の品種のことを“red-tip leaf lettuce”あるいは“red leaf lettuce”などと呼ぶ。
「サニーレタス」の名称は1982年に商標登録出願されたが、1985年に審決により拒絶されたという経緯があり、以降、市場で一般に通用する名称(市場名)として定着している。なお、葉レタスが「チリメンチシャ」と呼ばれるのは、葉の断端がちりめん状に縮れているからである。
雑学書の類などでは、「サニーレタスの正式名は『スタンクトン・アーリーレッド』である」などという主張がみられることがある。また、サニーレタスの名は、日産の大衆車「サニー」に由来するといわれることもある。
出典:wikipedia
サニーレタスは太陽光がしっかり浴びさせる必要がある作物で、これにより葉の色味が紅色に変色していきます。
そういう特性なので太陽を意味するsunnyかと思いましたが、実は日産のサニー(車)が由来とのことで驚きました。
サニーレタスの栽培情報
サニーレタスの植え付け時期は4月~5月と9月~10月と2シーズンあります。
地域よってもまちまちですが、長野県で私は5月中旬に種をまいたものを収穫できました。
虫対策の事を考えると、秋植えの9月~10月がオススメです。
プランターで栽培する場合は小型か標準タイプのプランターを選ぶようにしましょう。
小型サイズ:20cm~40cm
標準サイズ:60cm~65cm
私は、セリアの100円プランター(100均セリアでプランター購入。100円プランターの評価は?)で栽培しました。
安くてオススメですがサイズが小さいため収穫量は見込めません。
植えられても2株ですかね。
サニーレタスの植え付け・株間
サニーレタスの葉が4~5枚になったら植え付けをしましょう。
株間は30cmが目安。私は小さいプランターを使ったので20cm位の株間にしました。
株間が狭いと風通しが悪くなり、病気(レタスの病気。画像と写真で病気を見てみよう。対策方法も紹介)になる可能性もあります。
サニーレタスの土作り
土は市販の培養土で問題ありません。
なるべく水はけのよい土を選ぶようにしましょう。
水はけがよくないと、根元に菌がたまりやすく病気になりやすいです。
プランターで育てる場合も直播よりもポットで育苗してからの定植の方が育って易いと思います。
どんどんサニーレタス育ってるよ#サニーレタス pic.twitter.com/UfK58J6Y4v
— きんた (@farmkinta) 2017年6月13日
写真は少しポットで育ちすぎています…。
定植後はサニーレタス株の周りを土で埋めて、しっかり固定してください。
固定しないと根がしっかり定着しませんので注意が必要です。
サニーレタスは肥料は多く与えすぎない方がいい
サニーレタスもどんどん大きくなっているね。
100均のプランターに植え替えてみた。サニーレタスが大きくならない原因は日当たりかな。
日当たりがいい場所で育てるののと、気温が大切。肥料の与えすぎは葉が固くなって苦くなるから注意が必要。#サニーレタス pic.twitter.com/7uef7Ydlj5
— きんた (@farmkinta) 2017年6月22日
サニーレタス栽培で重要なのは肥料を与えすぎないことです。
冒頭でも紹介しましたが、サニーレタスは苦みが強い野菜です。
肥料の与えすぎで葉が固くなり、苦くなる恐れがあります。
元肥をしっかり作ることと、栽培中は追肥を与えすぎないように注意が必要です。
サニーレタスが大きくならない原因
サニーレタスは大きくならない時(サニーレタスが大きくならない。育て方を見直して栽培を楽しもう)があります。
原因として考えられるのは光が少ない、気温が考えられます。
サニーレタスは光を好む、好光性の野菜で寒冷な土地を好みます。
気温が高すぎると生育に影響が出ることがあります。
4月~5月植えの場合は寒冷紗などを使い、日差しをコントロールしましょう。
水の与えすぎは病気の原因に
サニーレタスは水を与えすぎると病気になりやすいです。
苗を定植してから2週間後位からぐんぐんと育ちます。
そこまで水やりを心配する必要はありません。
また、苗が小さいときは水の勢いで倒れる恐れがあります。
ジョウロで上からドバッと水を与えるのではなく、根元に水を与えるようにしてください。
幼い苗は水を好むので土が乾いたら水を与えるようにしましょう。
病気になりやすい話は、あくまでも定植して成長した苗の話です。
サニーレタスの水耕栽培
育苗ポットから移し替えた水耕栽培中のサニーレタス。
元気がないんだよなあ。
移し替える時、根を痛めたかな(^^;;#サニーレタス #水耕栽培 #スタバのカップを再利用 pic.twitter.com/yJsYigNSoT— きんた (@farmkinta) 2017年6月14日
サニーレタスは水耕栽培も可能です。
水耕栽培に使った培養液は微粉ハイポネックス。
ハイポニカでもいいんですが、私はいつもこれを使います。
水耕栽培する場合、サニーレタスは赤く色づかないことがあります。
これは赤くなるのは太陽の光を浴びて赤く変色していきます。
LEDライトのみだと赤くならないことがあるので、光の量や種類が大切になってきます。
養分を吸いすぎて若干苦くなっている様な気がしましたが…。
サニーレタス栽培で気を付けたい病気
サニーレタス栽培で気を付けた病気は以下の通りです。
モザイク病・軟腐病・レタス腐敗病・うどん粉病などなど。
虫対策も必須になってきますにで、やはり秋植がお勧めかと。
ちなみに詳しくは以下の記事がお勧めです。
レタスの病気記事
収穫したサニーレタスは水に浸してサラダで食べよう
収穫は食べたい量だけ葉をちぎれば再生します。
こうすることで長く栽培を楽しむことが出来ます。
今日の分のサニーレタスを収穫。
水に浸して、アク抜き中 pic.twitter.com/73H4CkMVue— きんた (@farmkinta) 2017年7月11日
サニーレタスを収穫して水に浸すことであく抜きが可能です。
本当に美味しいのでオススメです。
まとめ
今回はサニーレタスの栽培方法を見てきました。
この記事を読んで、苦くない甘いサニーレタスを一人でも多くの人が栽培出来ればうれしいです。
サニーレタスはレタスに比べると栄養価が高かったりします。
初心者にも適している野菜で収穫後も楽しめるの是非栽培にチャレンジしてみてください!