一年中、栽培出来る野菜ってなんだろう?
春 夏 秋 冬
季節を選ばず、冬だって家庭菜園を楽しみたいから、
ハウスがない一般家庭でも栽培出来る野菜を今回は紹介していきます。
準備編:冬でも家庭菜園をする為に
※ここからは準備編なので、冬場でも栽培出来る野菜を知りたい方は飛ばしてください。
まずは、一年中家庭菜園をするために必要な道具を考えていこうと思います。
特に冬場の栽培を乗り切れる道具を中心に。
冬場は露地栽培はやめて、プランター栽培に切り替えていきましょう。
長野県は寒い地域なので、露地栽培をする場合は品種が限られます。
露地栽培だと気温変化に作物がついていけず、また冬場の厳しい気温を乗り切れる野菜も限られてくる。
プランターを使用した方が管理がしやすく簡単に作物を育てることができます。
ん?待てよ。プランターを使うということは、ベランダ栽培もしくは家の中で栽培をするってこと?
基本的には冬場は、雪を被らない場所での栽培が好ましいので、出来れば家の中(雪が被らないベランダ)で栽培をした方がいいでしょう。
僕は手軽さと安さで100均のプランター(100均セリアでプランター購入。100円プランターの評価は?)を良く使います。
特にセリアプランターは可愛いし、機能性も侮れないのでオススメです。
むしろ冬場の家庭菜園では、サイズ感が丁度いいくらいです。
100均の園芸用品は結構、侮れないので他にビニタイやじょうろ、支柱等もおすすめです。
(過去記事:100均家庭菜園向き道具。種、ビニタイ、底鉢ネット、じょうろ等紹介!)
種だって100均で手に入ります(笑
家庭菜園ではホームセンターで購入する種だと量が多かったりするので、
100均の種(過去記事:100均ダイソーで野菜の種を買ってきた!パッケージが怪しいけど、本当に大丈夫か?)は結構使えます。
道具を揃えた後は、栽培時の注意点です。
冬場に野菜の栽培を始めると種が発芽しないという問題が出てくきます。。
その時は以下の記事を読んで対策を練ってほしい。
「種が発芽しない」主な原因は湿度、気温だと思っていてほしい。
もちろんそれ以外もあるけども。
種の発芽促進を促すためにミニビニールハウスなるものを自作してもいいし、DIYが出来ないなら水受けを準備して、部屋の中にプランターごと入れてしまおう。
これだけで大分、湿度と気温の問題が解決できるはずだ。
衛生面のことが本当に気になるなら、プランター栽培よりも水耕栽培をした方がいい。
水耕栽培は培養液を使って野菜を育てていく方法で、衛生的にもなんら問題ない。
しかし、LEDライトを準備したりと初期費用もかさむので心の準備が必要です。
いっそのこと、水耕栽培キット(参考記事:水耕栽培キットを比較。価格・セット内容、お勧めをどれ?)を購入してもいいかもしれない。
ようやく準備編が終わりました。お疲れ様でした。
次はいよいよ冬場でも栽培可能な寒さに強い野菜を紹介していきます。
冬でも栽培可能な野菜たち
準備編が終わったところで次は、冬場でも栽培可能な寒さに強い野菜をみていこう!
小松菜・ほうれん草
まず紹介するのは小松菜とほうれん草。
小松菜は冬場でも栽培出来る野菜の代表選手です。
小松菜に良く似ているほうれん草も寒さいに強い野菜なので、両方育ててもいいし、片方だけでもいい。
小松菜とほうれん草は一年中栽培可能な野菜で、春まき・秋まきが可能です。
ただし、秋まきの方が虫対策をしなくてもいいので、初心者には大変オススメできます。
寒さに強い野菜なので、冬も安心して栽培することが可能です。
旬は冬ですが、一年を通して栽培出来る野菜なので家庭菜園では重宝すること間違いなし。
しかも栽培が非常に簡単です。
もやし
もやしの場合は露地とかプランターとかで育てるという考え方ではなく、瓶さえあれば栽培可能です。
良く昔の貧乏学生は美味しれの中でもやしを育てた…という話を耳にしました。
最近はそういう話を聞かなくなりましたね。
私は、初めてのもやし栽培を夏場に体験したが、大変な思いをしたのを覚えています。
というのも、培地でスポンジやペーパーを使うんだが、それが夏の暑さで腐ってしまうんです。
しかも、しっかり水を取り替えないと水も腐る(汗
もやし栽培は冬場がいいというのはトラブルが少ないという点でもお勧めが出来ます。
もやし栽培は何回もチャレンジして成功しました。
もやし栽培はこちらの記事(もやし栽培!簡単にもやしを栽培する方法。栽培時の注意点、失敗例を紹介)が参考になります。
スプラウト
スプラウトというのは、新芽のことです。
最近はスーパーでブロッコリーのスプラウトなどが良く売られています。
これらスプラウトはビタミン、ミネラルが成熟した野菜よりも高いので注目を浴びている健康野菜です。。
もやし栽培と同じで、水を替えることだけ気を付ければ簡単に栽培出来るのでオススメです。
二十日大根(ラディッシュ)
二十日大根(ラディッシュ)は栽培期間が短いという点と、冬場でも簡単に栽培できるので、一年中栽培可能な野菜です。
しかも、栽培も簡単で初心者にうってつけの野菜です。
二十日大根の栽培中に気を付けるポイントは、
根が大きくなる野菜なので、「根が地上に出ないように気をつけよう」という点です。
根が大きくなるにつれて値が地上に出て這ってしまいます。
盛り土をして根を地中に入れて、成長を促しましょう。
参考記事:原因は?プランターの二十日大根が大きくならない!家庭菜園のトラブル
このポイントを守れないと、一向に根が大きくなっていかず収穫が出来ません。
白菜
白菜は冬が旬な野菜ということは周知の事実でしょう。
というのも、日本人が冬場に食べる鍋具材の代表選手なのだからだ!
白菜の種まきは8月上旬以降で植え付けは9月上旬以降となっています。
収穫までは約二か月と言われていて、1月末まで収穫を楽しめるはずです。
今は、ミニ白菜という品種も出ているので、プランターでもなんら問題なく栽培が可能になった野菜の1つです。
ミニということで収穫までが早いのもポイントです。
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ネギ
つづいてはネギ。
こちらも鍋の具材で白菜と伴に使われることが多いと思います。
ネギは正直冬だけではなく、再生野菜として栽培した方が面白いです。
冬でもたくましく育つのでこちらに載せておきます。
上の画像が市販で売っている長ネギの根を水につけておいて再生させたネギ。
ネギの栽培はこのように楽しむことが出来ます。
おかわかめ
おかわかめってご存知でしょうか?
僕は長野県育ちなんですが、自分が栽培するまで全く知りませんでした。
北海道や九州ではメジャーな野菜でぬるっぱと言う名前で親しまれている野菜です。
栄養価がすごく多く、雲南百薬と言われるくらいの健康野菜なんですよ。
このおかわかめは栽培が非常に簡単で、ツルの誘引さえしっかりすれば育ちます。
緑のカーテンとしても有名です。
おかわかめは越冬も出来る野菜え翌シーズンも栽培可能な生命力あふれる野菜です。
僕は実際に100均のプランターと100均の園芸ネットで栽培をしています(現在進行)
参考記事:おかわかめ栽培|プランターでの育て方・グリーンカーテンにする方法・料理紹介
わかめの様な見た目と食感で美味しいです。
芽キャベツ
小さいキャベツでコロコロしていて可愛らしい芽キャベツ。
一年中栽培を楽しめる野菜ということをあまり知られていません。
初めて栽培する人には秋まきがお勧めで病害虫対策に気を使わなくてすみます。
春・夏は本当に病害虫(芽キャベツ栽培の病気・害虫|画像を見ながら対策・原因を考える)に悩まされます(汗
越冬野菜の可能性。
越冬野菜というのを知っていますか?
貯蔵することで、野菜の収獲量が落ちる冬の時期にも食べることが出来る知恵である。 北海道・東北など雪が深い地域では、雪の中に貯蔵することで、新鮮で甘味が増した野菜を味わうことが出来る。
あえて冬の間、雪の下に放置することで甘みが増すとう栽培方法で作られる野菜。
雪深い地域で昔からある栽培方法ですが、長野県小谷村の雪中キャベツというのがブームになっています。
キャベツも冬でも栽培できる野菜、というか、冬に栽培される野菜で、あえて寒い中で育てることで寒さにより甘くなります。
もちろんある程度生育した状態ではないと、収穫までたどり着けませんが…。
今回紹介した野菜を栽培してみてある程度の大きさになったらチャレンジをしてみてほしいですね。
ちなみに私は芽キャベツを中心に栽培しているのだが、雪に放置した芽キャベツも雪中キャベツと同じでとても甘い仕上がりになりました。
まとめ
今回は冬でもOK!一年中栽培出来る野菜を紹介してきました。
このほかにも一年中栽培出来る野菜はありますが、まずはこんな感じですね。
もし反響があれば、この記事にどんどん追加していこうと思っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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