枝豆栽培をプランターで挑戦してみましょう。
枝豆は初心者でも栽培しやすい作物で、マンションのベランダでも簡単に育てられます。
今回はプランターで枝豆を栽培するときに気を付けることなどを分かりやすく説明してきます。
枝豆の基本情報
僕は毎年、露地・プランター両方で枝豆を育てています。
枝豆の発芽適温は25度~30度。
栽培適温は20度~25度となっています。
基本的には春植えになる野菜ですが、プランター栽培なら1年を通し栽培可能です。
というのもプランター栽培は作物の管理がしやすい点が露地栽培とは違っていいんですよね。
僕が住んでいる長野県だと冬に栽培するのは難しいですが、関東・関西なら栽培は問題ないでしょう。
枝豆栽培に適しているプランター。必要な道具
枝豆栽培に適しているプランターは5号以上の素焼き鉢か小型プランターです。
5号以上の鉢サイズは間口15cm以上の物をいいます。
プランターの場合は小型のプランターを選びましょう。
もし2株・3株植えたい場合は大きめのプランターを準備してもOKです。
育てたい株数に合わせてプランターを揃えましょう。
枝豆を植える株間ですが、20cmを目途に種を植えるようにしましょう。
しかし、僕は15cmでもうまく栽培できたのであくまでも目安です。
あまり株間を狭くすると、風通しが良くないので病気なりやすかったりします。
そこだけ注意が必要です。
プランターの準備が出来たら次は、鳥対策にネットが必要です。
マメ科の植物は鳥との闘いですよ。
もし、あなたがマンションやアパートに住んでいてベランダ菜園をする場合は、必要ないかもしれません。
準備するにこしたことはないですがね。
枝豆の栽培方法
道具の準備が終わったら、早速栽培に取り掛かりましょう。
プランターに直植えで大丈夫なので鉢に1~2cmの穴を開けて種を3・4粒まきましょう。
土をかけて上から手で押さえるといいでしょう。
水をたっぷりあげて、発芽を待ちましょう。
大体1週間もすれば発芽します。
発芽して、本場が2-3枚になったら、間引きをします。
写真のように本場が2枚になったら間引き時。
元気のある2株を残して間引きをしましょう。
これで残した株に栄養が行くようになり、成長スピードがあがります。
本葉が4~5枚になった時に摘芯をします。
摘芯をすることで、株が横に広がり実が多く付きます。
上に伸びるのをある程度抑制し、横への広がりを助長することができます。
開花したら追肥のタイミング
白く小さい花が咲きます。
このタイミングで10日に1回ペースで肥料をあたえるようにしましょう。
この時、窒素分を控えたほうがいいので、窒素分が少ない肥料を使いましょう。
マメ用の肥料は窒素分が控えめです。
自分でリンとカリを混ぜてもOKですよ。
収穫
肥料・水をたっぷりあたえるとサヤがみるみる膨らんできます。
ひとつのサヤに3粒くらいの豆が膨らんできたら収穫時です。
と言っても、1粒で膨らんでくる場合もあります。
これも併せて収穫しちゃいましょう。
全体的にサヤが膨らんでいるなら株ごと抜いても大丈夫です。
更に成長させると大豆になる。
枝豆に状態で収穫しないで待つと大豆になります。
株を揺らして、カラカラ音が鳴り始めたら大豆としても収穫時です。
大豆を収穫して自家製豆乳もまた洒落ています。
過去記事:大豆の収穫。収穫タイミング、収穫方法、収穫時期。収穫した大豆は豆乳へ。
栽培中に起こる病気など
枝豆も栽培中に病気になることがあります。
どれ程気をつけていても細菌にやられることもあるんですよね。
本当に野菜栽培は難しいんです。
枝豆がかかるメインの病気を過去記事でまとめています。
枝豆栽培での病気|画像を見ながら対策と原因を考える。プランター栽培でも注意
病気かな?と思ったら記事を読んでみてください。
細菌からの病気は泥はねが原因のことが多い
勢いよく水を与えると、泥がはねて枝豆の葉につくことがあります。
これが原因で細菌が付き、病気になることがあります。
株が小さい時は水を勢いよく与えず、根元に少しずつ与えましょう。
もしくはマルチ等を使うと泥はねを防ぐことが出来ますよ。
まとめ
今回は枝豆をプランターで栽培する方法を見てきました。
出来立ての枝豆を収穫してビールと一緒に食べると格別なんですよ。
これを味わうと枝豆栽培はやめられなくなります(笑
初心者でも簡単に育てられるので、是非チャレンジしてみてください!