ほうれん草をプランター栽培しよう!育て方と栽培の注意点を紹介

ほうれん草栽培をプランターでやりましょう。

プランターでの栽培の方が手軽で簡単です。

ほうれん草の栽培情報

ほうれん草の旬は秋~冬で、栽培2シーズン楽しめます。

春まき、秋まきの2種類ですが、温度管理さえしっかりすれば1年を通しても栽培出来る野菜です。

初心者の方は秋まきがおすすめです。その理由は害虫対策にそこまで神経を使わなくていい為です。春まきは害虫の被害が多くなるので、ある程度の覚悟が必要です(笑

ほうれん草はアカザ科に分類出来、キヌア・オカヒジキと同じ種類です。

原産地は中央アジア。

発芽適温は15℃~20℃

栽培適温は15℃~20℃ となっています。冷涼な気候を好む野菜なので、夏の栽培を避け、早め早めの収穫を心がけましょう。

基本的な栽培方法は小松菜と同じです。コマツナ栽培をしたことがある人は栽培しやすいと思いますが、1点気を付けるポイントがあります。

それは、肥料と石灰を多くまくことです。

これは後述します。

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ほうれん草のプランターでの栽培方法

まず、ほうれん草の種の選別から開始しましょう。

種の選別

ほうれん草の種は皮が固いので、一晩水に漬けておくと発芽率が上がります。

この時、種が水面に浮いてくるものがあります。これは中身が詰まっていない種なので植えても芽が出る確率が低いです。

しっかり沈んでいる種を使いましょうね。

土作り

ほうれん草栽培で一番重要な土作りです。

ほうれん草は酸性の土壌を嫌う野菜です。

日本の土は基本的に酸性に傾いていますし、栽培中に肥料を与えると土壌は酸性に傾いてしまいます。

その為、植え付け前(たねまき・苗植え)に土壌をアルカリ性に中和する必要があります。

石灰には種類がありますが、植え付け前に使う石灰でお勧めは苦土石灰になります。

ほうれん草栽培では必須なので、是非購入してください。

使うプランターのサイズにもよりますが、培養土(市販の野菜栽培用の培養土)の量に対して20g~30g位を目途にまけば問題ありません。

基本的には1㎡で深さ30cmの土壌に石灰の酸度を1.0上げるのに必要な苦土石灰の量は埴壌土で600gも必要になります。

しかし、ここまでまく農家はいません。

gを正確に測る人も多くはいませんので、表面の土が白くなる量をまけば大丈夫です。ほうれん草の場合はまきすぎた!でも全然問題ありません。

土壌の酸度を1.0上げるのって結構難しいんですよね。

土作りが出来れば、ほうれん草栽培はうまくいったも同然です。

※土壌酸度計という機械を購入すれば酸度を計ることが出来ます。3000円くらいで買えるので1台手元にあってもお勧めですよ。

参考:土壌pHを測る土壌酸度計、シンワ測定A72724を使ってみた!

種まき

種の選別が終わったら種をまきましょう。

ほうれん草の種まきはばらまきにしましょう。

ばらまきが終わったら、薄く土をかけてからたっぷりの水をあげましょう。

一晩水に漬けているので発芽は早いはずです。

間引き

約1週間で発芽し、本葉が1枚の時に3cm、草丈7~8cmのときに5cm間隔で間引きするのがおすすめです。

とこんな風に書かれても分かり辛いところがあると思います。

間引きのタイミングは本葉が1枚のタイミングで葉が少し触れ合っている感覚位で間引きをするのがお勧めです。

重なり過ぎると光がすべての株に届かないので成長にムラが出ます。

肥料は2週間に1回与えるようにすればOKです。

収穫

ほうれん草の背丈が15cm、葉が7~8枚になった時に根元から引き抜いて収穫をしましょう。

育ちすぎると葉が固くなることがあります。

なるべく早めの収穫をしたほうが美味しく食べられますよ。

早め早めの収穫がポイントです。

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大きくならないor育たない

ほうれん草栽培でよく聞くトラブルは『大きくならない・育たない』です。

この原因は2つあって一つは土壌が酸性に傾いている可能性です。

冒頭でも紹介しましたが、ほうれん草は酸性を嫌う野菜です。そのため、最初にまいた石灰だけでは足りない場合は土壌が酸性に傾いています。

この場合は石灰を後からまきましょう。量は少し多いかな?位で問題ありません。

ここでまくのは苦土石灰ではなく、有機石灰を使いましょう。

苦土石灰の用途は栽培の最初の段階で、有機石灰は栽培中でもまける石灰です。

栽培を始める前に、石灰はかなり蒔いた!石灰が問題じゃないって思う人はおそらく肥料不足が原因です。

肥料を少し多く与えてみましょう。

しかし、ほうれん草のトラブルは石灰のパターンがほとんどですけどね…。

参考>>>ほうれん草栽培で育たない原因は?|大きくならない理由は石灰と肥料がポイント

ほうれん草がかかる病気

秋に栽培を始めてもほうれん草が病気に掛かったり・害虫の餌食になることがあります。

ほうれん草栽培で多いのはベト病、炭疽病、斑点病、モザイク病です。

また害虫はアブラムシの被害が多いです。

これについては1本記事を詳しく書いてみました。

あなたが、ほうれん草栽培中に問題直面した場合は、以下の記事を参考にしてみてください。

まとめ

今回はほうれん草栽培をプランターでする場合を見てきました。

露地栽培でやるよりも管理がするのが簡単なのでおすすめです。

特にほうれん草は石灰の量さえしっかり管理出来れば初心者でも簡単に栽培出来ます。

是非、チャレンジしてみください!