今回は窒素分が少ない肥料・窒素分を含まない肥料を調べ、お勧め肥料5選を選びました。
窒素が少ない肥料
いも・まめ専用肥料 10kg
窒素分が少ない肥料で有名なのは『芋・マメ用の肥料』です。
いも・まめ専用肥料ですが、他の野菜に使っても問題ありません。
窒素:リン酸:カリの割合は『3:10:10』です。
リン酸・カリが多いので与える野菜にどのような影響があるか調べてから使って下さい。
リン酸・カリを必要としていない野菜もなかにはあります。
骨粉
有機肥料である骨粉も窒素分は含んでいますが、比率が少ないです。
トマト・パプリカの尻腐れ病などには有効活用できます。
3大栄養素の割合は『1:18:3』です。
かなり窒素分が少ないのでお勧めです。
米ぬか肥料
骨粉と同じく有機肥料の米ぬか。
米ぬかも窒素分の比率が少ないのが特徴です。
『2.8:4.0:1.8』の割合で作られています。(窒素:リン酸:カリ)
この肥料の場合は他の栄養素もまんべんなく入っているのが特徴です。
米ぬかは病気対策にも使えるので、持っておくと便利です。
大学の時に研修でお世話になった農家さんは、通路に米ぬかをまくと病気が出なくなると言って、定期的にぬかを撒いてました
— めっし (@farmhouse_heir) 2017年7月19日
家庭菜園の有機肥料
骨粉、米ぬかのみの肥料ではなく、総合的に使える肥料です。
肥料成分(%)は:『窒素2、りん酸6、カリ3』になっています。
窒素成分は普通の肥料に比べ少ないですが、リン酸、カリもバランスよく入っています。
始めてのパプリカ栽培、トマト栽培にはお勧めです。
窒素分がない肥料
最後に窒素が含まれない肥料も紹介します。
草木灰の成分は石灰、リン酸、ケイ酸、カリウムです。
窒素分が含まれていない肥料では、草木灰になると思います。
勿論、リン酸、カリのみの肥料もありますが。
まとめ
今回は窒素分が少ない肥料・窒素分を含まない肥料5選を紹介しました。
窒素分が少ない肥料を使いたいということは、尻腐れ病などになっている人が多いのでしょうか?
尻腐れ病は苦土石灰を最初にまくのと同時に、発病したら石灰では治りません。
一番即効性があるのは水溶性カルシウムを葉に散布するのが効果的です。
もし尻腐れ病でお困りなら、カルクロンを使用してください。
効果はてきめんですよ。