家庭菜園を簡単に始めるには苗を買うのが一番手っ取り早いと思います。
ホームセンターに並んでいる苗を見て、
「苗がありすぎてどれを買ったらいいのか分からない…」なんて思ったことはありませんか?
私も家庭菜園を始めたばかりのころは、苗選びのしかたが分かりませんでした。
そこで、今回は良い苗の選び方をドドーンっと紹介していこうと思います。
葉は大きく元気か?
一つ目のポイントは苗の葉が大きく育っているか
葉は苗の成長には欠かせないなく、光合成をするメインの部分です。
葉が大きく、そして均等になっている苗を選ぶよう心がけましょう。
苗はまっすぐ、天に向かっているか
苗が曲がっているものがあります。
植物は基本的に光の方向に向かっていきますが、育苗中に苗の位置が悪かったりすると苗が曲がります。
出来れば、まっすく上に伸びている苗を購入することをお勧めします。
茎の途中で曲がっている物はまっすぐ生えている苗よりも成長が遅くなる可能性があります。
葉の色が変色していないか
光が当たりすぎて葉が黄色く変色したり、なんらかの病気にかかっている葉っぱの苗を購入するのはやめましょう。
葉が黄色く変色しているのは、苗になにか問題があるときです。
こういった苗を選ぶのはやめて、葉が青々しているものを選ぶのが良いでしょう。
病気にかかっていない?
苗が病気にかかっているのは、絶対買わないようにしましょう。
一目見て病気だと分かる症状となかなか初心者では分からない病気があります。
ホームセンターでは大量に育苗するので、たまに病気の苗を見かけることがありますので、注意が必要です。
メジャーな病気について以下の記事がお勧め。
一度読んでおくと、苗を買うときに参考になります。
【参考記事】トマト栽培で起こる病気一覧。写真を見ながら対策方法も紹介
【参考記事】ナスの病気一覧。半身委ちょう病、うどんこ病などの対策を考える
接ぎ木はされているか
桃太郎トマト with B(バリア)
(接ぎ木的な) pic.twitter.com/PXORN92R4n— 耕作員いとう (@itou3) 2017年5月18日
接ぎ木は茎がしっかりしているものと、葉がしっかりしていものを繋ぎ合わせる技法です。
こうすることによって、病気などに強い苗が育ちます。
種苗屋で苗を買う場合、接ぎ木されている苗を多く見ます。
(ホームセンターではあまり見ない)
接ぎ木された苗は、普通に育てられた苗より強い種になっています。
育てたい苗で接ぎ木されているものがあったらそっちを選びましょう。
大量に生産されすぎていないか
ホームセンターでは多く苗を作り多く出荷しています。
それゆえ今まで上げた苗を選ぶポイントを抑えていない苗が多く見受けられます。
大量に作っている苗を販売していところより、こんじまりと経営している町の種苗屋さんの方がプロなので、
出来ればそういう店で苗を買うようにしましょう。
まとめ
今回は良い苗の選び方を紹介してきました。
もう一度ポイントを抑えると
- 葉が大きく、青々していいる苗を選ぶ
- 変色していたり病気なっているものは選ばない
- 出来れば接ぎ木されている苗を選ぶ
- 大量生産されている苗より、一本一本まごころ込めているところで苗を購入する
こんな感じでしょうか。
私自身、変な苗を買って後悔したことがあります。
一人でも多くの家庭菜園を楽しんでいる人が、良い苗を選べればと思います。
参考にしてほしい記事
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【参考記事】苗の通販ってどうなの?どこで買うのがいい?