たかが水やり、されど水やり
家庭菜園において、農業において水やりは作物を育てる為には大切な作業です。
今回はそんな水やりの方法をまとめてみました。また、それぞれの季節ごとに気を付けるポイントも紹介します。
水やりの目的
水やりは根に水分を送る他に土内の二酸化炭素を押し出して新しい酸素を送り込む作業もあります。
その為、ある程度勢いよく、鉢底から水が流れ出る位、たっぷりと水をあげる必要があります。
毎日少しずつ水やりをしていると、土の中の空気が押し出されて湿っている状態になります。少量の水やりは作物の根腐れの原因になるので気を付けてください。
水やりは「土の表面が乾いたら、たっぷり与える」
回数を増やすよりも、一回の水の量を増やそう!
それぞれの季節ごとの水やりポイント
春
野菜やハーブが生育を始める時期。水分を良く吸収します。
土の表面が乾いたら、朝夕の時間帯に水を与えるようにしましょう。水と同時に液肥を揚げても良いでしょう。
夏
生育が盛んな時期です。特に水分を良く吸収しますが、気温が高いので土が乾きやすい時期でもあります。
乾燥が激しいので朝夕の涼しい時間帯を狙って水を与えるようにしましょう。土の表面が乾かないように注意が必要です。
秋
冬に向けて抵抗力を高める必要があります。水の量は減らすように心がけましょう。
気温が高くないので土の表面も乾きづらくなります。
植物にストレスを与えないように、少しずつ水の量を減らしていきましょう。
冬
夜に水分が残っていると凍害を起こす原因になります。気温が上がり始める午前10時前後を狙って水を与えるようにしましょう。
夕方から夜にかけて、土の表面が乾き気味になるようにしましょう。
ハーブ類はこの時期は生育が止まり始めます。特に水やりには気を遣いましょう。
それぞれの季節毎の水の与え方を知ろう!
寒い時期は特に水の与え方に気をつけよう!
one point!
野菜畑ならホースで水やり!
庭の野菜畑などでは水やり用ホースを用意しておくと大変便利!
特にハダニが発生したときに、ホースで強い水をかけて落ちるのかなり便利!