サモサの作り方!餃子の皮で簡単レシピにインド人も納得の美味しさ!?

インド人が愛して止まない軽食の一つに「サモサ」が挙げられますが、そもそもサモサって日本にそんなに浸透していないですよね。

私がインドに行った時、屋台には必ずと言っていい程サモサが置いてあって、当時の私は「インド人はサモサって食べ物が好きなんだ」って思っていました。

サモサを日本人の私が形容すると「揚げ餃子の中にカレーが入っている食べ物」って感じなんですよね。

この辺の感じ方は日本人だったらほぼ一致するんじゃないかと思っている。

そして今回はそんな「揚げ餃子の中にカレーが入っている食べ物」=サモサを餃子の皮を使って作ってみた。

レシピ紹介もあるので気になった方は実際に作ってもらえたら嬉しいな。

サモサって何よって人のために

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そもそもサモサを知らない人のために少し説明してみる。

具材には、ジャガイモ、タマネギ、エンドウ豆、レンズ豆や、羊のひき肉が加えられ、ゆでてつぶした具をクミンやコリアンダーシード、ターメリックなど各種の香辛料で味付けし、小麦粉と食塩と水で作った薄い皮で三角形(三角錐が多い)に包み、食用油でさっくりと揚げたもの。チャッツネをつけたりスープをかけて食べることもある。 -wikipedia

ウィキペディア先輩にサモサについて聞いてみたら、上のような回答が返ってきました。

インド人が食べるサモサは基本三角形をしていて、具にはジャガイモを多く使うとインド人の友人が言っていた。ジャガイモを香辛料で味付けした具を薄い皮で包み揚げられたサモサはホックリしていて美味しかった記憶が今でも蘇る

(あぁインドまた行きたい・・・)

今回のサモサの作り方は本場インドのそれよりも餃子っぽくしてみた。そして中身は玉ねぎとひき肉を炒めたキーマカレーを包んでみた。

味付けはバーモンドカレー1欠片を使い、日本人が好きな味付けを目指した。まさにインドと日本の食文化の融合

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サモサを作ってみた。レシピもあるよ

用意するものは、市販餃子の皮、ひき肉、玉ねぎ(半分)、カレールー(1欠片)、クミンシード、ニンニク1欠片

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ひき肉は200g、玉ねぎは半分をみじん切りにした。

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20枚入りの餃子の皮。市販の餃子の皮を使えば簡単に作れる。

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地元スーパーで購入した牛豚合いびき肉餃子用200g。これだけあればかなりの10個以上サモサを作れます。

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玉ねぎは粗みじん切りに。食感が少し残った方が美味しいのでオススメ

まずは、フライパンに油を引き(私はオリーブオイルを使ったけどサラダ油でも大丈夫)、ニンニクと玉ねぎを中火で炒めます。

玉ねぎに少し色目がついて来たら火を弱火にして少し炒めます。飴色になりかけの玉ねぎの方がサモサの具材になったとき食感が残りやすい。そのため、炒め過ぎないようにしています。

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写真位の色で十分。ここにひき肉を投入して更に炒めましょう。

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ひき肉の油が出て、良い感じに炒まってきました。

水を少しいれてカレールーを投入。ルーを延ばし、水分を飛ばしていき具材の準備は完了。

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これをご飯に乗せて食べても最高に美味しい。

これを次は市販の餃子の皮に包んで行く作業があり、この作業がサモサ作りでは一番の難所になります。

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餃子の皮に先ほど作った具材を乗せて包んで行きますが、ポイントとしては「具材を乗せすぎない」、「餃子の周りに水をつけ閉める」の2点です。

具材を乗せすぎるとそれが原因で具材が皮から溢れてしまいます。また、餃子の形にして行くときに具が多すぎて形作るのが難しくなります。

餃子の皮の周り、指先に水をつけスーッとなぞりましょう。水分が粘着剤の役割を果たし皮が閉じ安くなります。

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ドン!これだけの量のサモサ(揚げる前)ができました。写真に写っている量が全てではありません。

彼らを熱した油の中に投入しキツネ色になるまで上げていきます。

キツネ色まで揚げると外はカリカリ、中はジューシーなキーマカレーが口一杯に広がります。うーん病みつきになる!

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断面

中からしっかりしたキーマカレーが出てきて、外側のカリカリの食感と相まって食欲をそそります。デリシャス!

今回はキーマカレーを作ってのサモサにしましたが、残り物のカレーを入れても美味しそうと密かに思っています。二日目のカレーって味が凝縮されているのになかなか減っていかないので、サモサで二次利用でも出来たら最高だなーと。

サモサって日本人で言うところのカレー餃子の位置づけで、インド人から言うと軽食でおやつのイメージ。じゃ日本で餃子って軽食?おやつ?ていうと首を傾げると思うんですよね。

インドってそこら中に屋台があって、裕福な層から貧しい層まで街にごったかえしている。屋台でサモサを食べる層はきっと裕福層ではないかもしれないけど、インドのソウルフードであることには間違いないと思うんですよね。

地元サモサを食べたい人は是非インドに行って屋台で買ってみてください。でもそれは今回の記事のサモサを作ってみてからだと一層インドに行ったときに楽しめると思う。