一度ニートになると抜け出したくても抜け出せないことが多いのが現実です。
20代ならまだ抜け出せる・・・・と思うかもしれませんが、実情は20代のニートの数もかなり多いです。
更に年齢を重ねると
「もう無理だ・・・」と思う人が多いはず。
若いころに比べバイタリティもなくなり、新しい何かを始めるのに躊躇します。
まずはニートの現状を知って、作戦を立てましょう。
ニート初めの頃は楽しいという事実
やったー!明日から晴れてニートだ
明日から社会人の時に出来なかったあれをやろう!
んで、仕事なんでいずれ見つかるだろう!!!
あぁ、ニート生活が楽しみだ!
~数か月後~
辛い…今の生活が辛い。職も見つからないしどうしよう。
上の様な経験はニートになりたての、ニートあるあるなのではないでしょうか。
しかし、ニート生活が少し経つと何もしない生活に飽きてしまうのが人間という生き物です。
周りと比べ、今の自分の生活に焦りを感じ始めます。
ニートになると初めは楽しいですが、だんだん生活に満足しなくなってきます。
そして、最後には今の自分に焦りや怒りを感じてきます。
貯金を切り崩しながらの生活
ニートになると親のすねを齧るか、自分の貯金を切り崩しながらの生活になります。
社会人経験があるニートは自ら貯めたお金で収入がない日々を乗り切ります。
けど、考えてください。
そんなに社会人時代に貯金出来ますか?
何ヶ月分の生活費の事を言っていません。
そんなにすぐに次の仕事が見つかりますかね?
すぐ仕事が見つかるなら、世のニート達は社会復帰しているはずです。
仕事がすぐに見つからない、もしくは見つける気がないからニートを脱出出来ないでいるのです。
ニートでもお金を稼ぎながら生活している人もいる
ニートでも自らお金を稼いでいる人がいます。
シェアハウスをしてバイトでお金を貯めながら生活している人もいます。
ITを駆使し、稼いでいる人もいる。
けど、ほとんどのニートは自らお金を稼げません!
よし!自分でお金を稼いじゃうんだから!
なんてバイタリティのある人はニートになんてなりませんよね?
ニートの末路
アルバイトの日々
生活保護の申請
親のすねを齧り続ける
そして最後には孤独。
そんな未来が予想出来ます。
もし、今あなたがニートではないなら今の生活の方がずっといいと思いますよ?
社会人だと嫌なこともあるけど、それでも贅沢も出来ます。
ニートになると急に生活レベルが落ちて、抜け出すのも大変です。
政府が刊行している自殺対策白書にはこんな風に書かれています。
自殺は減少傾向にあり、2014年自殺者は2万5427人
その内、1万5036人が無職人で全体の6割を占めている。
更に20、30歳代の自殺した無職者2526人のうち、引きこもりや就職の準備をしていないニートなど「その他の無職者」が7割以上の1812人に上った
白書にも書かれている通り。ニートの末路は死であることが多い。
自分の今立っている場所をしっかり理解して、ニートになるか見当してみては如何でしょうか。