こんにちは、きんた(@farmkinta)です。
長野に戻ってきて3年が経ちました。
昔から興味があった、「第一次産業に従事すること」、「自然の中で暮らすこと」という夢が一歩一歩確かなものになってきています。
思えば、大学の時に自然科学というキーワードで世の中を見るようになってから、
科学や進歩や文明とか、そんな言葉は人間様の為にある言葉で、
結局、人間>自然 という優位性でしか物事は語られないのかと、
悲しい気持ちになったのを覚えている。
ただ、自然というものを学びたかったのに。
ただ、美しい景色の中で暮らしたかったのに。
長野の生活を通し、農業を始め、登山を始め、美しい景色を多く見て、最近は更に自然というものに興味が出てきました。
そして、パーマカルチャーや自給自足といった、なるべく自然に近い生活をしてみたいと強く思うようになっていきました。
出来れば自然の中で暮らしたい。
一度は文明から離れた生活をしてみたい。
そして、僕が自然の中で暮らしたとき、その経験を自分の中に落とし込んだとき、
僕は、どう思うのか。
その時に自分の心の変化に非常に興味があります。
長野の生活を通し、自然にどんどん惹かれていく
長野は山が、星が、水が、空気が、自然が綺麗なんです。
長野で生まれ育ち、地元を離れるまで、「長野は自然が綺麗だ」だと強くは思わなかった。
山に囲まれているのは当たり前で、空気が綺麗、星もきれいに見える。
地元を離れ、また自然の中で暮らしたいと思い始めてから長野自然の見え方が変わってきました。
今なら言えます。
長野は自然が綺麗です。
長野より大きい自然に触れたい
もっと大きな自然に触れてみたい。
もっと大きな自然の中で生活をしてみたい。
大きすぎる自然と対峙したとき、素晴らしいという感動よりも恐怖に似た感情を抱くとは思っています。
その恐怖を感じてこそ自然への畏怖の気持ちを大切にしないといけない。
7月に長野を離れます。
日本に戻ってきたとき、僕は自然について、長野についてどう思うのか。
長野をもっと好きになれるのか。
その時まで自然についてもっと考えてみようと思います。